チョコ職人のウィリー・ウォンカは、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くという夢をかなえるため、一流のチョコ職人が集まるチョコレートの町へやってくる・・・しかし、そこは「夢見ることを禁じられた町」だった。
本作は名作児童小説「チョコレート工場の秘密」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始まりの物語を描くファンタジーアドベンチャー。
『ウォンカとチョコレート工場の始まり』の予告動画は、こちら
夢見ることを禁じられた町
ウォンカの挑戦
若きチョコ職人・ウォンカの夢は、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くこと。
彼は一流のチョコ職人が集まる町にやって来て、世界一美味しい「魔法のチョコ」を作り町のみんなを虜にした・・・しかしそこは「夢見ることを禁じられた町」だった。
成功への道
果たしてウォンカは、この町で無事にチョコレート店を開くことができるのか?
夢見ることから全ては始まる!
若きウィリー・ウォンカの夢
若きウィリー・ウォンカはいかにして、あの夢のようなチョコレート工場を作ったのか?
美味しいチョコレートの店を作ろうと夢見るウォンカは、彼の才能を妬む者たちに邪魔をされながらも母からの励ましの言葉を胸に、夢を叶えようと奮闘する。
『チョコレート工場の秘密』で有名なウィリー・ウォンカの「夢のはじまり」
世界中を虜にした珠玉のファンタジー『チョコレート工場の秘密』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの「夢のはじまり」が、今明かされる!
『ウォンカとチョコレート工場の始まり』は、超豪華キャストとスタッフを迎えて贈る歌と魔法と感動のファンタジー超大作!
名作ファンタジーを映画化
本作はイギリスの小説家ロアルド・ダールの児童向け小説「チョコレート工場の秘密」をもとにしたオリジナルストーリーです。
1971年に第1作目『夢のチョコレート工場』
これまで原作は2度映画化され、1971年に第1作目『夢のチョコレート工場』として、コメディ俳優ジーン・ワイルダー主演で実写映画化されました。
ジーン・ワイルダーのウォンカ
『夢のチョコレート工場』のジーン・ワイルダーはステッキを突きながらヨタヨタと登場し、唐突な前転を披露することで子供たちの親しみの感情を獲得する。
しかし、チョコレート工場で子供たちをテストする振る舞いは狂人と皮肉屋を行き来するカリスマ魔術師の様でもあり、ワイルダーはウォンカの狂人ぶりと親しみ感のある両面を見事に演じていました。
2005年に第2作目『チャーリーとチョコレート工場』
2005年にはティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』として再映画化されました。
ジョニー・デップのウォンカ
第2作目では、ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカの不思議なチョコレート工場に招待された子供たちの驚きの体験を、ブラックユーモアを散りばめながら独創的な世界観で描き出されました。
ジョニー・デップが演じたウォンカは、最初からあからさまな皮肉屋でティム・バートン監督はウォンカの道化師としての側面と孤独にスポットを当てていました。
バートン版『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじ
世界中で大人気のウィリー・ウォンカ製のチョコレート・・・しかし、彼のチョコレート工場の中は完全非公開であり、謎に満ちていた。
ある日、ウォンカは”生産するチョコレートの中に5枚だけ金色のチケットを同封し、それを引き当てた子供は工場を見学する権利が与えられ、さらにそのうちの一人には想像を絶する素晴らしい『賞品』がつく”という告知を出した。
世界中がチケット争奪で大騒ぎとなる中で運良く引き当てたのは、5人の少年少女。
彼らはウォンカの招待のもと、工場の中で夢のように不思議な光景を体験していく。
ところがその途中でさまざまなハプニングが起こり、子供たちは一人ずつ脱落していく。
ウォンカは、最後に残ったチャーリーに『賞品』を与えようとするが、チャーリーに提示された交換条件は「家族を捨てること」という家族思いの彼にとって受け入れがたいものだったため、チャーリーはこれを辞退した。
だがウォンカはチャーリーの後押しによって彼自身のトラウマを解決できたことで、改めてチャーリーに『賞品』を受け取るように打診する。
ウォンカは、これを受け入れたバケット一家ととびきり甘い人生を送ることとなりました。
第3作目 ティモシー・キャラメのウォンカ
ウォンカのキャラクターの変遷
前2作で私たちが知るウォンカは、超キモいウンパ・ルンパと一緒にいたり 自分を世界から完全に隔離して工場の中にいる奇妙な要素をもったダークなキャラクターでした。
だが本作では、まだ純粋で楽観的な若き日のウォンカを描いています。
『ウォンカとチョコレート工場の始まり』のオープニング
若き日のウォンカを描いた『ウォンカとチョコレート工場の始まり』のオープニングでは、ウォンカが 子供たちに魔法をかけにきたメリー・ポピンズのように町に降り立ちます。
まさに空から舞い降りた天使のように、簡単に重力に逆らいながらエレガントな身振りで登場するシーンは優雅で、魔法的なイマジネーションを感じさせます。
そしてウォンカがステッキを振ると、何もない宙に次々と魔法がかけられていく。
ウォンカ役のティモシー・シャラメ
本作でウォンカを演じたティモシー・シャラメが圧倒的に素晴らしく、前2作の様なシニカルさがなくピュアなイメージで若きウォンカの新たな物語を紡ぐことに成功しています。
制作スタッフ
監督は「パディントン」シリーズのポール・キング、製作は「ハリー・ポッター」シリーズのデビッド・ハイマンという最強のスタッフがタッグを組みました。
ウォンカ役に大抜擢!ティモシー・シャラメの魅力
若手トップスターとしてのキャリア
本作の主役に抜擢されたのは、現在27歳のティモシー・シャラメで 今やハリウッドを牽引している若手トップスターとして熱い視線が注がれています。
演技力とキャリアのハイライト
ティモシー・シャラメはニューヨーク・マンハッタン出身のフランス系アメリカ人俳優で、これまで出演した作品ではプリンスから人喰いまで、どんな役でもこなす確かな演技力と飾らない性格や美しいルックスで世界中で人気を博しています。
圧倒的な演技力!
シャラメは『スティ・子ネクテッド つながりたい僕らの世界』で映画デビュー。
2014年にクリストファー・ノーラン監督の『インターステラ―』で注目され、『君の名前で僕を呼んで』(2017年)で初主演を飾り 弱冠22歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。これは、史上3番目の若さでのノミネートだそうです。
『君の名前で僕を呼んで』は、北イタリアの美しい風景と共に男性の同性愛を純粋なラブロマンスとして描かれ、シャラメは同性の初恋感情にゆれる繊細な演技を披露しています。
その後もゴールデン・グローブ賞や数々の映画賞に輝き、レオナルド・ディカプリオ以来の実力と人気を兼ね備えた俳優として若きスターの階段を一気に昇りつめています。
絶賛と驚愕の純愛ホラー
2022年公開でシャラメが人喰いを演じた『ボーンズ アンド オール』は、生きるために本能的に人を食べてしまう男女の逃避行を描き、ヴェネツィア国際映画祭で初披露されるやいなや、その衝撃の描写に絶賛と驚愕のレビューが続出しました。
本作では生まれながらに人を食べてしまう宿命を持ち、孤独に生きる陰りのある青年役を繊細に演じています。
さらに大ヒット作の続編SF『デューン 砂の惑星PART2』でも、引き続き主演を務めるなど著名監督から引っ張りだこの存在になっています。
歌と踊りとカラフルな夢の世界
シャラメ演じるウォンカの魅力
本作でシャラメ演じるウォンカは、どこまでもピュアで初々しい純粋無垢のキャラクター。
劇中の全13曲を見事に歌い上げ、観客たちを夢の世界へ誘う才能はさすがです!
シャラメが歌う主題歌「ピュア・イマジネーション」とウンパ・ルンパの歌は第1作目『夢のチョコレート工場』の名曲が使われています。
「チャリチョコ」はじまりの物語
ウィリー・ウォンカは、幼い頃からいつか母と一緒に美味しいチョコレートの店を作ろうと夢見ていた。
青年となった彼は、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くという夢をかなえるため 一流のチョコ職人が集まるチョコレートの町へやってくる。
やがてウォンカが作った”魔法のチョコレート”は、瞬く間に皆を虜にし一躍人気者となった。
しかし、町を牛耳る3人組の「チョコレート組合」からは、その才能を妬まれ目をつけられてしまう。
さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパ・ルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れ、事態はますます面倒なことになっていく。
それでもウォンカは、町にチョコレート店を開くため奮闘する。
そんなウォンカと出会った孤独な少女ヌードルは、人を信じる事や夢を見ることを知っていく。
二人は周囲からの妨害にもめげずに、チョコレート店を開こうとします。
登場する他のキャラクターも魅力的
チョコレート組合3人組
ウォンカの夢を邪魔する町の実力者であるチョコレート組合3人組は、自分たちより美味しいチョコレートを作る物は許さず、ウォンカの前に立ちはだかるのです。
がめつい宿屋の主人とその相棒
宿屋の主人であるミセス・スクラビットと、その相棒であるブリーチャーはお金が大好きでお客を騙しお金を巻き上げている。
ミセス・スクラビット役は『女王陛下のお気に入り』で第91回アカデミー賞主演女優賞を受賞したオリビア・コールマンが演じています。
オレンジ色の小さな紳士
踊り出したら止まらないオレンジ色の小さな紳士ウンパ・ルンパはチョコを盗み続けるウォンカの宿敵です。
演じるのは『ラブ・アクチュアリー』などで知られるヒュー・グラントが悪態をついたり毒っけのあるキャラを演じ、その踊る姿が違和感もなく不思議?
キャスト
ウォンカの母親役は「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスが演じ、ウォンカにチョコレート作りと夢を見ることの素晴らしさを教える役どころで、短い出演時間にもかかわらず素朴さと優しに満ち溢れています。
さらには、変わり者の神父役を「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンが演じるなど実力派キャストが勢揃いしています。
世界各国で大ヒットを記録!
『ウォンカとチョコレート工場の始まり』は、公開後世界各国で大ヒットを記録し、
日本でも公開初週に観客動員・興行収入ともに初登場第1位を達成。
北米興収も公開5週間で1億7620万ドルを叩き出し、全世界総興収は5億ドルを突破!
夢のような世界!めくるめく魔法の世界
目を閉じると始まる、ピンク調の夢のようなダンスシーン、”飛べるチョコ”を食べて空に舞い上がる人々、そしてカラフルな風船で出かける夜の空中散歩・・・まるで魔法の世界?
ウォンカの秘密道具のようなトランクからは、さまざまな材料を混ぜて作り出す雷と雲のようなチョコレートが不思議そうで美味しそう!このチョコそのものが魔法のようなもの。
本作をどこまでも魅力的にしているのが、若きウォンカ役で驚異の”ハマりぶり”を魅せたティモシー・シャラメが素晴らしい!
大ブレイク中のティモシー・シャラメが、素敵な歌とダンスをたっぷりと披露しています!
作品概要
製作国:アメリカ
監督:ポール・キング
上映時間:116分
劇場公開日:2023年12月8日
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