1986年に劇場公開された「ヒッチャー」のニューマスター版の予告編動画は、こちら
土砂降りの雨の砂漠で拾ったヒッチハイカーは、連続殺人鬼だった!?
逃げても 逃げても一難去ってまた一難・・・殺人鬼に執着された男の死のドライブが始まる。
1986年公開の傑作サイコ・ム―ビー『ヒッチャー』が、ニューマスター版で公開。
リマスターで、35年ぶりに ”悪夢が鮮烈”によみがえり、死のドライブが始まる
陸送の仕事をするジム・ハルジーは、テキサスの砂漠地帯で1人のヒッチハイカーを拾う・・・その男ジョン・ライダーは、突然豹変しハンドルを握るジムの喉元にナイフを突きつけた!
その男は殺人ヒッチハイカー!
親切心で車に乗せたヒッチハイカーが、実は恐怖の連続殺人鬼!
奴から逃げ切ったと思ったら、別の車に乗り移りながら自分以外の犠牲者を出していく。
挙句の果てに、自分が殺人鬼に仕立て上げられてしまい、警察からも追いかけられる始末!
殺人ヒッチハイカーは何者なのか? なぜ殺人を繰り返すのか?
また なぜ主人公を執拗に追いかけ続けるのか?・・・なぜ?の何の説明もなく物語が進んでいくのも、また不気味!
奴を乗せたら最期! ロックオンされたらもう逃げられない
陸送の仕事をしているジム・ハルジーは、シカゴからサンディエゴへと向かう砂漠地帯で、雨の中に佇む1人のヒッチハイカーを拾う。
ジョン・ライダーと名乗る男はニヤニヤと笑いながら不可解な動きをし、突然ハンドルを握るジムの喉元にナイフを突きつけた!
一瞬の隙を見てライダーを車から突き落としたものの、その後も奴は別の車に乗り移りながら、執拗にジムを付け狙う・・・”ジム 俺を止めてみろ!” と。
警察やウェイトレスのナッシュも巻き込み、事態は最悪の方向へと転がっていく。
果たしてジムは、ライダーの執拗な追跡から逃げ切れることが出来るのか?
ルトガー・ハウアー 渾身のサイコパス!
オランダ人俳優 ルトガー・ハウアーは、1982年公開『ブレードランナー』(リドリー・スコット監督)の、レプリカントを演じて強烈な印象を残し一躍注目されました。
本作でも、残忍で不気味な表情で迫る彼の狂気の演技が、恐怖を一層際立たせています。
監督のロバート・ハーモン によると、クリストファー・ノーラン監督や、J・J・エイブラムスやスタンリー・キューブリックは、この映画をとても素晴らしい作品と評価したそうです
HDリマスター版でリバイバル上映!
HDリマスターとは昔に撮影された映画フィルムの原版を、最新のデジタル技術で高解像度化し画質をよくする修復技術で、綺麗な映像が再現されます。
『ヒッチャー ニューマスター版』は、2021年1月8日から日本全国でもリバイバル上映され、異例の大ヒットを記録しました。
キャスト
C・トーマス・ハウエル、ルトガー・ハウアー、ジェニファー・ジェイソン・リーが出演。
『ヒッチャー』作品情報
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ハーモン
上映時間:97分
日本公開日:1986年5月3日
前作からの正当な続編『ヒッチャー2 心臓”完全”停止』
前作で生き残ったジムは刑事になったが、まだあの頃のトラウマを抱えていた。
そして、再びジムの前に「金髪の殺人鬼ヒッチハイカー」が現れ惨劇が繰り返される!
恐怖が再び襲いかかる!
15年前、テキサス州で殺人鬼のヒッチハイカーを乗せ未曾有の恐怖を味わったジムは、現在は警官として働いているが、今でもそのトラウマを払拭できずにいた。
そんな時、ジムはある事件で犯人を射殺してしまい、それが過剰防衛と見なされ警察をクビになってしまう。
ジムは心のキズを癒す為、かつての事件で世話になった署長に促され、恋人のマギーを連れてかの地を訪れることにした。
その道中嵐に見舞われ、ジムたちの前にジェイクというヒッチハイカーが現れる。
恋人のマギーは、ジムの必死の制止にかまわず、ヒッチハイカーを乗せてしまった!
マギーは、ジムの過去の惨劇を知らなかったのだ。
ところが間もなく、彼は逃亡中の殺人犯であることが判明する…
そして、再び現れた殺人鬼ヒッチハイカーによって、二人は殺人の濡れ衣を着せられ警察に追われることになる・・・。
砂嵐の中に奴はいた!
前作では、土砂降りの砂漠の中に奴はいたが、今作では砂嵐の中に殺人鬼がいた!
しかし前作の、ルトガー・ハウアーの神秘性や強烈な存在感には到底敵わない。
正当な続編であるという事が、前作ファンにとっては足かせになってしまう事も・・・。
続編はアクションシーンが増えた分、アクション映画と割り切って楽しみましょう!
キャスト
前作に続き C・トーマス・ハウエルが主演、 他、ジェイク・ビューシィ 、 カリ・ウーラー 、 ショーン・ジョンストン 、 ダンカン・フレイザー 、 マーティ・アントニーニが出演。
マイケル・ベイが『ヒッチャー』をリメイク【2007年版】
2007年にはマイケル・ベイが製作、殺人鬼をショーン・ビーンが演じリメイクされました。
『ヒッチャー』オリジナルの見どころ
青い目のルトガー・ハウアーの特異な存在感と、クールな顔面凶器っぷりが最高!
すぐに助けが来ない状況で、“ひたすら異常者に追い回される”というシチュエーションが、やはり人間にとって一番怖い設定!『ヒッチャー』は、理不尽な恐怖を味わえる作品です。
くれぐれも 荒野のヒッチハイカーに御用心!・・・でも、美人ハイカーは乗せる!?
映画「ヒッチャー」のレビューを調べてみた
ヘアクリップが欲しいわけじゃなくて、クリアファイルあたりでもドクとセットで居たらそっちのがいいんだけどなあ。関係ないけどこのかわいい路線でヒッチャーのデザインほしい(笑)
「ヒッチャー」観たい。 ルトガー・ハウアーの無情な感じがたまらん
オリジナルのファンです😊 逆にこちらは観てないので比較はできませんが、サイコヒッチハイカーを演じたルトガー・ハウアーの怪しい魅力全開です。 ルトガー・ハウアーといえばブレードランナーかヒッチャーで語られるほどなので、ヒッチャーのオリジナルもぜひ!🫡
「バニシング・ポイント」と「ヒッチャー」がアメリカ国立フィルム登録簿に入ってない(?)のあまりにも解せないな…って気分になってきた
『ヒッチャー2 心臓”完全”停止』作品情報
製作国:アメリカ
監督:ルイス・モーノウ
上映時間:92分
日本公開日:2003年11月13日
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