2020年に劇場公開された『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』の予告編動画
森林地帯で白骨化した変死体が発見された! 所持品から死体の住所が明らかになる。
その家を訪れた担当刑事は、そこで ただならぬ ”存在の気配”を感じるのだった!?
清水崇監督が生み出したJホラー「呪怨」シリーズを、アメリカで新たに映画化した戦慄ホラー。
森の中の変死体!?
森の中に停まっていた車の中で、変死体が発見された。
報せを受けた刑事のマルドゥーンと、グッドマンが現場に駆け付けた。
森の道路が閉鎖されていたので、死体は何カ月も放置され白骨化していたが所持品から、生前の住所が「レイバーン通り44番地」だったと判明する。
そこは”死霊”が棲む屋敷
女性刑事のマルドゥーンは捜査の為に単身その屋敷へ入ったが、手掛かりとなりそうなものは全くなかった・・・。
帰宅後、その日を境に彼女は”何か”に憑かれているような不気味な幻覚に襲われ始めた。
その”何か“はマルドゥーンと、彼女の息子に容赦なく襲いかかるのだった!
サム・ライミが『呪怨』を再映画化
『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』は、『死霊のはらわた』や『スパイダーマンTM』で知られるサム・ライミが、清水崇監督が生み出したJホラー『呪怨』シリーズを、アメリカで新たに映画化した戦慄ホラー!
Jホラー「呪怨」
2002年に公開された『呪怨』は、呪われた家に足を踏み入れた者が、強い怨念を抱いたまま死んだ者の呪いに見舞われる様子を描いた、日本のホラーを代表する作品です。
その家は、5年前にある殺人事件が起きた家で、その後に この家に足を踏み入れたものは、謎の怪死や失踪が起きている、恐ろしい家だったのだ。
Jホラー『呪怨』は、清水崇監督が1999年にビデオ作品として発表し、観た後も怖さを残す演出が話題となり劇場版での公開に至りました。
その恐怖は世界中に広がり、日本発の世界的ホラーとなりシリーズ化され、全9作品とハリウッド版3作品が公開されています。本作はハリウッド版第4作目。
ホラーの定番、ジャンプスケア(jumpscare)とは?
ギヤ~突然!ビックリ・・・ジャンプスケアとは「急に大きな効果音や衝撃的な場面を同時に映し出して、観賞者を驚かせる」という、ホラー映画などでは定番の手法の事を指します。
1977年に公開された、イタリア映画『サスペリア』ではロックバンド・ゴブリンが奏でる恐怖の楽曲と極彩色に彩られた血の惨劇が繰り広げられた恐怖映画史に残る屈指の名作。
『ジェーン・ドウの解剖』(2017年)では、遺体安置所を舞台に身元不明女性遺体の検視から様々な怪現象が巻き起こる恐怖を、不気味な映像と音響で極上の恐怖を味わうことができます。
『ライト・オフ』(2016年)では、明るいところには絶対現れない“それ”が電気を消すと暗闇から突如襲いかかってくる恐怖を描き、とにかくどっきり連続のジャンプスケアが多い映画で油断大敵の作品。
『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』あらすじ
ペンシルバニア州の森の中に停まっていた車の中で、変死体が発見された。
報せを受けた刑事のマルドゥーンと、グッドマンが現場に駆け付ける。
シーズンオフで道路が閉鎖されていたこともあり、死体は何カ月も放置されて白骨化していた。
現場の近くには「その屋敷に足を踏み入れた者は怨霊によって惨殺される」と噂される屋敷があった。
残された所持品から死体の生前の住所が「レイバーン通り44番地」だったと判明する。
そこはグッドマン刑事が2年前に担当し、強烈な印象を残している「ランダース家の事件」現場だった。
過去の事件と今回の死体の関連性を疑ったマルドゥーンは、単身で事件の舞台となった屋敷を訪れるが手掛かりとなりそうなものはなかった。
帰宅後、マルドゥーンは屋敷から”怨霊”が自分の後をついてきたことに気が付いた。
その怨霊は、彼女と その息子バークに容赦なく襲いかかるのだった!
キャスト
アンドレア・ライズボロー、 デミアン・ビチル、 ジョン・チョー、 ベティ・ギルピン、
リン・シェイ、ジャッキー・ウィーヴァーなどが出演。
監督は、村上龍の小説を映画化した『ピアッシング』のニコラス・ペッシ。
頭から手が出てくる戦慄ホラー!
劇中、男がシャワーを浴びていると後頭部にニョッキと人の手が出るシーンがショッキング! あのシーンを見た後は、シャワーの時になぜか頭を警戒するようになる?
グラッジとは?
- グラッジとは?
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”人が怨念を抱いて死んだ時、呪いが生れる” そして、呪いはその場に染み付き死霊となって生き続ける・・・その死霊と遭遇した者は、決して逃れられない。
本作は日本のシーンから始まり、日本からアメリカに その呪怨を持ち帰ってしまいその家が呪怨ハウス化し、その家に足を踏み入れた者が次々と呪われていく・・・というお話。
アメリカの呪怨ハウスに行ったら、呪怨を日本に持ち帰らないようにしましょう。
作品概要
製作国:アメリカ
監督:ニコラス・ペッシェ
上映時間:94分
劇場公開日:2020年10月30日
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