ドラマ「天国と地獄」の予告編動画は、こちら
ドラマ「天国と地獄」のキャスト
刑事
望月彩子(綾瀬はるか)・・・あわてんぼうな刑事。幼い頃の理不尽な経験が刑事を目指す事になり、捜査一課に配属された。
河原光雄(北村一輝)・・・望月の先輩で、「セク原」と呼ばれている。
八巻英雄(道端淳平)・・・望月の後輩で一緒に行動する同僚。ストーリーの早い段階で入れ替りを知る。
メーカー「コ・アース」
日高陽斗(高橋一生)・・・ベンチャー企業「コ・アース」の社長で、望月と入れ替わってします。
五木樹里(中村ゆり)・・・日高の秘書。
その他
湯浅和男(迫田孝也)・・・日高の兄弟。陸とは仕事の仲間であり、余命半年である。
渡辺陸(柄本佑)・・・望月の恋人。様々な仕事を引き受ける何でも屋を行い、生計を立てている。
脚本は?
脚本は、森下佳子さんで、キャッチフレーズは、“刑事と凶悪犯の魂が入れ替わる?!”というもの。
1話のあらすじ・ストーリー
望月彩子(綾瀬はるか)は、「〇〇するべき」というのが口癖。
正義感が強く何事にも努力をする女性刑事。
最近大きな失敗をしてしまったため、一課の一員ながらも謹慎を命じられている状態でした。
ある朝、寝坊をしてしまいあわてて出勤した電車の中で、自分だけマスクをし忘れていることに気づき困っていたところ、偶然いた男性がマスクをサンプル品なのでどうぞと差し出してくれました。
公務員だけれどサンプル品ということだったらと、もらって勤務先に向かいました。
殺人事件が発生し、捜査一課にいたのは彩子と相棒の八巻(溝端淳平)の二人。
失敗を挽回するチャンスだと、現場に急行。
現場には遺体の口内に、パチンコ玉が詰められており、手にはφのマークが。まさに猟奇的な殺人現場でした。
そこに足を踏み入れた彩子は、掃除されたばかりのような清涼感を感じるのでした。
清掃現場でアルバイトをしている彩子の同居人陸に、ニオイのない洗浄剤がこの世の中にあることを教えてもらいます。
その製造元を調べてみると創薬ベンチャー企業のコ・アース社。
その会社の社長は、数日前に電車の中でマスクをくれた男性だったのです。
そして、日高の元に会いに行くと、公表されていないネタが彼の口からでてきたのです。
1話の感想
なんでこんなにガサツで、すっぴん綾瀬はるかなんだろうと思ったら、初回の最後にその謎は解けました。
そう、綾瀬はるかと高橋一生が階段を転げ落ちて、魂がいれかわってしまうのです。
その後からの雰囲気が、かわっていくための初回だったんだと思います。
階段から落ちて目を覚めた時の高橋一生と綾瀬はるかの掛け合いがとっても見どころです。
外見は男(日高陽斗)魂は女(望月彩子)の高橋一生の演技がとても、カワイイです。
それまではなんだかサイコパスなイメージだっただけにソフトになっていてさすがです。
そして、外見は女(望月彩子)魂が男(日高陽斗)の綾瀬はるかも、雰囲気がガラッと変わって、相棒の八巻ですら驚きを隠せないんです。
そこがさすがだな~と感心してしまいます。
「今日からは、あなたは殺人事件の容疑者、私は刑事ですから」といういい放つ、綾瀬はるかの艶めかしい演技も素敵です。
私がこのドラマを見始めようと思ったきっかけは、高橋一生だったのですが、北村一輝演じる河原刑事の演技も、好きです。
こんな刑事ドラマに必ずでてきそうな役いいですよね。
初回は、男女の入れ替わりだけではなく、刑事と殺人事件の容疑者が入れ替わりという展開がどうなっていくのか気になってしょうがないです。
そして、この殺人事件の犯人は本当に日高なのか?入れ替わりは元に戻れるのか?
2話のあらすじ
入れ替わった二人初のミッションは、家宅捜査を乗り切ること!?
捜査一課の刑事望月彩子(綾瀬はるか)は、自首を勧めにいった殺人事件の容疑者日高(高橋一生)と同時に階段から転げおちて魂が入れ替わってしまいました。
病院で目覚めた二人は、協力して容疑を晴らすことを選び、日高になってしまった彩子は、日高の指示どおりマンションから段ボール箱の中味をこっそり持ち出す。
ちょうどその時、家宅捜索令状を持った河原刑事たちがマンションにやってきていました。
日高になってしまった彩子は、その時宅配ボックスに持ち出したものを入れて、それを彩子(魂は日高)にこっそり伝えます。
家宅捜査と取り調べはなんとかパスした二人。
彩子(魂は日高)は、マンションに戻って同居人陸と食卓を囲んでいて、日高(魂は彩子)は、陸が殺されるのではないかと心配してしまう。
捜査会議中もここ数日も八巻は、相棒の彩子(日高)の様子がいつもと違い、それが単なる路線変更だとは思えず不審に思っていて…。
2話の感想
綾瀬はるかさんと高橋一生さんの演技が面白いです!
それにつきます。
そして、女性が男性に入れ替わった時、見たくないものやエッチな映像を見ていて反応してしまったりとその時の表情が可愛すぎます。
お風呂後に頭に白いタオルをぐるぐるつけている状態が、また可愛いです。
そして、陸が殺人鬼に殺されるのではないかと心配している様子もカワイイです。
彩子(魂は日高)は、男性が女性になったらやってみたいことなのか、同居人陸とベッドを共にし、翌朝の陸は、ほほ笑んでいる様子も骨抜き感満載で面白いです。
犯行につかった手袋が、まだ存在していることを河原刑事に知られてしまい、そこから焦る日高(魂は彩子)と、その焦りや怒りの言葉を浴びせられて冷めていく彩子(魂は日高)のやりとりがドキドキ感があっていいですね。
そして彩子(魂は日高)は、ウイスキーのおつまみがナッツ派だということに気づき、なにやら考えつつ日高(魂は彩子)のもとに行き、何食わぬ顔でナッツを食べさせて実はアレルギーがあったこと、このまま自殺ということにしてしまおうとしている旨を伝えてくるシーンは正直怖かったです。
そして、いつもうっかり八巻だと思っていた彼の快進撃が、お手柄です。
ちょうどナッツで自殺させようとした後だったので、ほっとしました。
味方が見つかってよかったね日高(魂は彩子)って思ってしまいました。
3話のあらすじ
味方ができた日高(魂は彩子)は、これからどうしようかと八巻と相談していました。
日高が歩道橋の上から捨てた犯行に使った皮手袋をまずは、河原刑事たちよりも早く手に入れなくてはいけない。
どこのブランドのものだったかなどを直接彩子(魂は日高)に聞くと、何かおかしなことをされそうで聞けない。
八巻がこっそり手袋をすり替えようと作戦をたてるものの、現在は販売していないものらしく中古品を八巻が購入することになります。
すり替えは成功するもののうっかり八巻がミスをしてしまい…。
階段から転げ落ちた後病院で「太陽と月の入れ替わり伝説」が奄美大島のものだということを知り、日高(魂は彩子)は、奄美大島へと向かいます。
宿泊した宿に、日高の写真が貼ってあり、意外な事実が発覚します。
3話の感想
殺されそうになった日高(魂は彩子)は、ひどく落ち込んでいたものの、八巻が入れ替わりに気づいてくれて味方を得てほっとしている様子がとても可愛いです。
日高と彩子のクセがきちんと入れ替わっていて、すごいです。
女子力高めの高橋一生と、とても冷静で少ししぐさが、異常な気もする綾瀬はるか。
見ていて面白いです。
うっかり女風呂に入ってしまったり、コートの着方が女性っぽかったり、しっかり調べているよな~と感心してしまいます。
綾瀬はるかもノーメイクだったのに、気が付いたらばっちりメイクで、入れ替わる前とのギャップがしっかり演じわけされていて驚きです。
犯行に使われた手袋のすり替えの時に左と右を間違えてしまう八巻。
そこから、日高(魂は彩子)と八巻がつながっているのではないかと気づいてしまう彩子(魂は日高)。日高(魂は彩子)は、八巻を怒鳴ることしかできず無力感にさいなまれてしまう。
そして、手袋のもう片方がみつかり、その手袋が科捜研に調べられることになります。
結果が出るまでドキドキしつつ、もう一つ気になるシーンがあって物語の中の中心となる場所が歩道橋の上なのですが、そこで彩子(魂は日高)が、耳を触りながら「まだ続きますか」とつぶやいているのですが、何がおこるんだろう?という感じなのです。
最後のシーンが、秀逸すぎます。
日高(魂は彩子)のもとにある一件のメールが届きます。
彩子(魂は日高)からの動画がついていて…。
いちばん最後の彩子(魂は日高)のほほ笑みが、猟奇的な雰囲気があり怖いです。
4話のあらすじ
彩子(魂が日高)が再び猟奇的殺人を犯して、その時の動画を日高(魂は彩子)に送ってきた。
ショックで言葉を失う日高(魂は彩子)のもとに、河原刑事がやってきます。
河原刑事の事情聴取を受けるものの、自宅から全く家をでてないので帰されます。
聴取後、彩子(魂は日高)と日高(魂は彩子)の痴話げんかのような光景を目撃した河原刑事は、二人の様子に違和感を覚え疑惑の目をむけるようになります。
しかも、先日証拠品として押収した手袋からは、DNAなどは採取されなかった。
それは、バクテリアが混入していたため、バクテリアによって試料が分解されたためだった。
科捜研の人々の声を聞いてしまった河原刑事は、彩子(魂は日高)に疑惑の目をむけていきます。
河原の疑惑の目をすり抜けることはできるのか?二人はどうやってすり抜けるのか?
捨ててあった家のごみの中から血まみれのものを見つけてしまった同居人陸。
疑いの目を彩子にむけていきます。
そして、仕事中にコインロッカーの前にいる彩子を見つけてしまい…。
4話の感想
『次の数字はなんなんですかね~』なんて言いながら今まで殺された殺人事件の被害者には、数字が使われていることを思い出しつつ、入浴している綾瀬はるかが色っぽすぎます。
それだけじゃなく、最近の日高の様子がおかしいことが気になっていた秘書の樹里が、社内メールで『社長は今記憶障害がおきている』と送ると社員みんなが社長室にやってきて、社員みんなに信頼されていたんだなというところがすごいです。
彩子(魂は日高)が、捜査一課でパソコンに向かっていると、するどい視線を感じてその方向に振り向くとそこには河原刑事の後ろ姿が…。
北村一輝演じる河原刑事の視線は、いたいくらいなんじゃないかと見ていて思ってしまいます。
実は、彩子(魂は日高)が、証拠品の手袋を返してほしいと、日高(魂は彩子)に伝えてそれを渡してもらう場所が、高級スパ。
密会という言葉が似合う場所過ぎて驚きでした。
そこで、日高(魂は彩子)が、『このまま見過ごして死体の山が増えるくらいなら二人そろって地獄に落ちましょう』というシーンは圧巻でしたよ。
高橋一生の女っぽい言葉遣いが、見ていて不自然なさ過ぎて、それもすごいです。もう女性にしか見えない!!
その理由というのが、実は河原刑事が見つけてきた目撃者が、殺人鬼日高(外見は彩子)によって殺されてしまうのではないか?と八巻と日高(魂は彩子)が考え、それを阻止するために動き出したところ、彩子(魂は日高)もそこまでは思っていなかったようで、二人の冷静な企みで、うまくすり抜けるんですが、河原刑事が、ついに大変な立場になってしまい…。
5話のあらすじ
日高はるとは、一体どんな人間なのか?少しずつ明かされていく真実が!?
公園のロッカー前で、同居人彩子(魂が日高)の姿を見てしまった陸。
便利屋りっくんとしての仕事の師匠に、ロッカーの合鍵を作ってもらいロッカー内を物色してしまいます。
その中に入っていた手紙の宛先が『日高はると』だったこともあり、日高(魂は彩子)のもとに陸がやってきます。
カフェで二人があっているところに、秘書の五木から連絡が入り、再び会うことを伝えて去っていきます。
会社では、日高社長が連続殺人の容疑者であるとか、殺人事件に関することや警察が情報公開してないことなどがSNSで拡散されているというのでした。
その情報を漏洩したのは一体誰なのか?
これを調べ始めていくコアース社の社員たち。
その一致団結力を見る度、日高(魂は彩子)は、日高はるとという人間性に触れている気がして、彼が殺人を犯す人とは思えなくなっていくのでした。
コアース社のネガティブキャンペーンをしているのは誰なのか?
捜査情報を漏洩してしまったのは誰なのか?これを日高と彩子が協力して調べていて…。
5話の感想
今回は、同居人陸と日高(魂は彩子)の関係性が、とてもキュートです。
陸は、彩子(魂は日高)が使っていたコインロッカーの中からでてきた手紙から日高(魂は彩子)の元にやってきて…。
日高と彩子が入れ替わったことを告白されて、激しく納得している陸が可愛い。
そして、陸が殺人犯かもしれない彩子(魂は日高)との同居が心配で、家からでていくようにという日高(魂は彩子)もとってもかわいかったです。
陸のことが大切だったのかな。
こちらがメインですが、日高が経営するコ・アース社のネガティブキャンペーンがSNS上で拡散されて、その犯人が誰なんだ?と日高(魂は彩子)と彩子(魂は日高)が、協力して調べていく様子はバディ感があって、おもしろいです。
実際は、以前も登場したアメリカで日高といっしょに働いたりもしていた九十九が、情報漏洩して、自分のところに莫大なお金が入ってくるようにと画策していたことを知ります。
彩子(魂は日高)が、女スパイみたいな恰好がしたいと言って、ハイブランドのドレスとばっちりメイクをして、九十九の元へ行っている様子が痛快です。
陸と彩子の出会いから、陸の彩子への想いがはっきりとわかって驚きでした。
一度は逃げた彩子(魂は日高)の元に、スパイとして戻っていく姿はLOVEですね。
でも彩子(魂は日高)が、部屋に戻ってきて家にいる陸を見てほっとしていた様子もなにかひっかかります。
6話のあらすじ
歩道橋の上の彼女が犯人?!明かされ始める日高の過去
日高(魂は彩子)は、彩子(魂は日高)が隠し続けている手紙が気になり始めます。
その内容は、『歩道橋の上で待っています』というラブレターのようなもの。
日高の過去に何か事件の手がかりになるものがないかと調べ始めます。
そんな頃、八巻が賭博罪で逮捕した九十九から、日高が殺人を犯す日にはある共通点があることに気づいたから、その情報を条件に司法取引をしないかと持ち掛けられていました。
八巻が翌朝捜査一課に行くと、彩子(魂は日高)が、欠勤となっていて…。
日高(魂は彩子)に電話をして、九十九から言われた殺人事件を起こす日の共通点が新月で、それが今日だということを伝えます。
日高(魂は彩子)は、陸に協力を依頼して、次のターゲットに関するリストが入っているコインロッカーを捜索してもらいます。
その頃、河原刑事は、3年前の殺人事件で証言をした目撃者の不審点を見つけ、問い詰めた結果、あのφのマークに行きつき、怪しい人物にたどり着きます。
本当に彩子(魂は日高)は、次の殺人を犯そうとしているのか?そのターゲットは誰なのか?
6話の感想
入れ替わってからの高橋一生の演技が、女性にしか見えなくなりました。言葉尻が、『~あるわよね』とか、かわいすぎます。
今回は、ついに彩子(魂は日高)が殺人を犯す瞬間が見えるのだろうか?というのが、みんな気になる点でしたね。
殺人がおきる前になんとかしたい日高(魂は彩子)は八巻を無理やり協力させて、歩道橋の上で待ち続けるのですが、やってきたのは、落書きを頼まれた男性だけでした。
その頼まれた内容は『歩道橋のところに9と落書きしてくれないか』というもの。
そこからなんとリストに書かれた名前の中に数字に関する文字があるということに気づいた陸もお手柄でしたし、少しずつ謎が明かされてきました。
そのヒントから、今回のターゲットは『久米』ではないかと、八巻と共に家の前で彩子(魂は日高)が来るのではないかと待ち続けるのですが、結局日高の本心がわからないといろいろと考えを巡らせる日高(魂は彩子)が可愛いです。
翌朝、家の中から彩子(魂は日高)が出てくるのですが、走り去るその姿が男らしすぎます。
そして、追いかける日高(魂は彩子)がちょっと女性っぽい気がします。
そこで久米さん家で殺人がおきていたらもう、日高を捜査してほしいと八巻に告げるものの、今回は誰も死んでなかったという結果にほっと安心する高橋一生の姿は本当に女性にしか見えません。
陸のファインプレーが、続いています。
主役の高橋一生と綾瀬はるかの演技もスゴイなと思うのですが、脇を固める柄本佑、北村一輝、中村ゆりたちの演技も見ごたえがあります。
7話のあらすじ・ストーリー
日高の意外な過去が明らかに?!アズマサクヤは誰なのか?
彩子(魂は日高)は、『東朔也(あずまさくや)』という人を探していました。
身元不明の遺体の中から一人ひとり右の手のひらを見て、あきらめ『まだ生きているんですか』とつぶやくのでした。
前回、陸の元に依頼されてくる仕事『歩道橋の上の落書きを消す』が、あの漫画とリンクしていることに気づいた陸と日高(魂は彩子)。
八巻と先日落書きをしていた男性を連れ出して、クウシュウゴウらしき人が来た時に面通しをしようと試みるも、『右の手のひらにほくろがあった』という特徴を思い出し、その人を探し始めました。
結局歩道橋の上では見つからなかったのですが、ふと陸は歩道橋の上にやってきた師匠のことが気にかかり…。
日高(魂は彩子)のもとに、息子が記憶喪失になったと聞いて心配した父から連絡が入りました。
そして、妹優菜と福岡の実家へ向かいました。
そこで、小学生の頃にもらったとされる手紙の正体が明らかになります…。
7話の感想
陸と日高(魂は彩子)のやり取りがとてもかわいいです。
高橋一生の女性キャラが面白すぎます。
こっちが太陽だとしたら、彩子(魂は日高)の雰囲気は月のようにも思えます。
そして、日高(魂は彩子)が、八巻と陸に二人をそれぞれ紹介しているシーンもなんだかこんなオネエキャラいなかったっけ?と思うくらいもう高橋一生が女性にしか見えません笑
八巻と陸がでてくるシーンは、このドラマの中でも最もほのぼのとしているシーンなので、見ていてなんだか温かくなります。
前回からいきなり名前のでてきた『アズマサクヤ』
一体だれなんだろう?と思っていたらなんと日高の二卵性の兄でした。
日高自身が大切にしていた過去にもらったような手紙は、小学生のころ兄である東朔也からもらったものだったことがわかります。
お父さんから聞いた話をまとめます
日高は、母の連れ子で、そのおぶった様子を見てひとめぼれした義理の父が口説き落として二人は再婚したこと
陽斗には二卵性の双子の兄がいて、名前を東朔也(あずまさくや)ということ
実の父は、資産家だったのだが、四方に借金を背負わされて貧しくなってしまったこと
実の父と兄は、やり直すために東京に行ったらしいこと
ここでいろいろなことがリンクしてしまった日高(魂は彩子)は、東京に戻り秘書の五木に『アズマサクヤ』という名前に知らないか?と尋ねると奄美大島に一緒に行くと言ってませんでしたか?と思いだしてもらいます。
この秘書さん本当にやりてですよね。
そして、この回はずっと探していた彩子(魂は日高)の元に、『アズマサクヤかもしれません』と行方がわかる連絡が届きます。
担ぎ込まれた病院の前までたどり着いた彩子(魂は日高)でしたが、そこに殺人現場からの連絡が入り、そっちに行かないといけなくなってしまう彩子(魂は日高)。
新たな被害者が出たのですが、その現場は今までとは雰囲気が変わっていて、これってどういうこと??と謎も深まるばかり。
8話のあらすじ・ストーリー
攻守逆転?!真犯人は一体だれ??新月の晩に何かがおこる…
新たな猟奇的殺人事件が発生。東朔也が担ぎ込まれた病院の前まできていた彩子(魂は日高)だったが、その現場に急いで向かいます。
そこは、血の海になっていて、被害者はあのリストの中にはない人でした。
真犯人は、日高の生き別れた兄だと考える日高(魂は彩子)と同じく現場への返り咲きを虎視眈々と狙う河原刑事も推理の的を絞り始めていました。
陸は、目の前で倒れた師匠・湯浅のことをほっとけず、病院からの失踪も手伝っていました。その上、湯浅からあることを頼まれます。
そんなある日、コ・アース社に彩子(魂は日高)と八巻がやってきます。
『ひとつご提案がありまして…』と思ってもいないことを告げられます。
そこで日高(魂は彩子)も、『これがお兄ちゃんでしょう』とようやく見つけた履歴書を見せつけるのだが…。
8話の感想
ついに、真犯人が?
陸と師匠の関係性もなんだかほんわかしていいですよね。病気で倒れた人をほっておけずに福岡まで一緒に行ってしまう陸のやさしさいいですよね。好きだな。
人殺しは人殺し、でも自分にとっては、大切な兄であり、師匠である。そんな優しさに満ちたこのドラマは、見続けていくうちに、誰も悪い人はいないのではないかと思ってしまいます。
東朔也も、人殺しをしたくてしてしまったわけではない。
父親の復讐だったり、自分をこういう立場に追い込んでしまった人への復讐だったり…。
日高だって、双子の兄からのあの言葉
『15分早く生まれてきたらお前の人生は俺のものだったんだよ』
と言われてしまってから、いろいろなことを考えて手を染めてしまったのではないか?
あれ?でもアメリカ留学時代にもなにやらシリアルキラーとか言われて疑われたいたって九十九が言っていたような…。
今回は、秘書の五木さんがファインプレーでした。
緊急配備がかかって、警察がコ・アース社にやってきたときに、すぐに連絡してみて、実はこっそり逃がしていたり、その後、会社にあった荷物をもっていったりと、さすがパーフェクトな秘書!
しかも、日高(魂は彩子)が、実は、日高じゃなくて…と告白したこともすんなり受け入れてしまうあたり、ちゃんと日高のことを見ていたんでしょうね。
そして、あの言葉
『日高くんに、人が殺せるとは思えないけど、生き別れのお兄ちゃんのことを思ってということはあると思います』五木さん美しすぎます。
日高くんならすると思います。という彼女の表情が素敵すぎて、うっとりしてしまいました。
そして、彩子(魂は日高)から連絡が来て、二人は歩道橋の上で再び会うことになりますが…。
9話のあらすじ
ついに最終へ。日高の自供?東の生い立ち?真相が明らかに…
歩道橋から転がりおちた彩子と日高。
入れ替わりがおきた時と同じ条件をそろえてもとに戻そうとしたのではないかという彩子でした。
そこに、GPSを追って河原がやってきて、二人の会話を聞きつつ声をかけるのですが、神妙に自首するように見せかけて日高は逃走します。
そして、彩子も後を追うのですが…。
緊急配備のかかった日高と兄である東朔也こと師匠。
病に倒れた師匠のことをほっとけない陸は、師匠の頼みでとある場所に向かっていました。
その陸のサポートもあり、日高と彩子はその後を追うことができるのですが…。
9話の感想
今回はあらすじよりも感想を盛りだくさんにしてしまいます。
八巻がかけていたスマホのGPSを調べて、河原刑事は二人の元へやってきました。
その敏腕刑事っぷりがすごいと思いつつも、なんだか憎めない河原の行動も見ていて飽きませんね。
彼には彼なりの正義があったんですよね。きっと。
『戻った』という一言で、陸も八巻も納得させてしまう彩子。
すごいパワーですよね。
八巻はそんな彩子からの命令、北に向かってうまく捜査本部の目をごまかしてほしいと言われます。でも、八巻のスマホを実は北原たちは追っかけていてあっさりそのことがばれてまうのも笑えます。警察官なんだから、防犯カメラのないところで使ってくださいと思ってしまうくらいうっかり八巻でしたよね。
河原刑事が『これが望月のアジトだ』と相棒と勝手に家宅捜索して奄美への移動を推理ししまう彼はスゴイです。
しかしこの回は、師匠こと東朔也ことを語らないといけないですね。
ついに真犯人
東朔也いうことはわかったのですが、日高と東との出会いや二人が仲良くなっていったなれそめとかがしっかり描かれていました。
本当は二人で母の故郷でもある奄美へと行くはずでした。
それが叶わなかったは、なんと実父の事故死だったなんて切なすぎます。
余命がもう少ないと悟った東は、奄美と向かうのですが、フェリー乗り場でまた発作でてしまい『俺またいけないのかな』と涙ながらに言っているシーンは泣けました。
なんとか日高と彩子、東と陸はフェリーの中で出あうとができてよかったと思いつつ、道々いろいろと聞いていた彩子は病に倒れた東を本気で殴ります
そして『あんたはクウシュウゴウなんかじゃないんだからね。あんたのことを本当に好き
心配して犯罪者までなってしまう人がいるんだからね』と泣きながらいうシーンもう感動です。
そして、東朔也が犯罪者になってしまった生涯を聞くとこうなってしまうのもしょうがないのかなと思ってしまいました。
でも、本人も反省していて、彩子に日高ことをなんとかできないかと懇願するところも泣けました。
そして彩子
『だったら初めからこんなことするんじゃね~』と泣きながらいっている様子が陸じゃないですが、初めてみました。
でも、実は、河原刑事の捜査の手が迫っていて…。
最終話(10話)のあらすじ
2人して地獄に行くことはありませんよ。と言い逮捕された日高と彩子の運命は?!
日高と彩子が逮捕されてしまいました。
『絶対に助ける』と日高と約束した彩子だったが、河原刑事によって日高の取り調べがスタートし、日高はさらさらとその質問に答えていくのでした。
東と行動を共にしていた陸も河原に事情を聞かれるものの、陸らしくやり過ごすことができました。でも、彩子が『日高日高』と連呼している状況がやり切れず、モヤモヤとした時を過ごしていました。
警察は、連続殺人事件の主犯が誰なのか?と真相にたどりつけないままでした。
彩子は真実を明らかにするために走り回っていたのですが、鹿児島県警からのメールがやってきて…。
最終話(10話)の感想
みんなみんなカッコイイです。そして、愛にあふれたドラマでしたね。
まず、逮捕された日高は、いろいろと捜査されて彩子にその捜査の手がのびることを恐れて、自分ですべてやったと自供していくのですが、それが不満でしょうがない彩子。
河原刑事も、真実にたどり着けない状況にヤキモキしていました。
でも、河原刑事の相棒が東朔也の生涯を調べあげてその生涯を読み上げていく様子は、もう渋い!のひとことでした。
『この殺人は、お兄ちゃんからの声じゃないのか?弱いものがたやすく奪われていくが、強いものも最後はこうやって奪われていくんだっていうことを訴えているんじゃないのか』
と詰め寄っている様子は、かっこいいです!
真実にたどり着けたのは、陸からのメールでした。
正式には鹿児島県警にお願いして送ってもらったものですが、そこには東朔也からの遺言とも呼べる真実がうつっていました。
その全部が流れないのもこのドラマの良いところですよね。
殺人事件自体は、河原刑事もいっているのですが、猟奇的な殺人だったのに、その様子も描かれないんですよね。そこもいいですよね。
きっとあの石を使って東朔也は血まみれになっていたと思うのですが、そのシーンは、ご想像にお任せしますということでしょうか。
そして、彩子が日高に真実を全部語るようにと説得していくシーンは涙なしでは見られません。
『あなたは私だったくせにどうしてよ。私に私の正義を守らせて。』
と彩子を警察官として続けさせたかった日高は、捜査が続くうちに彼女に捜査の手が伸びないようにと真実を語ることを避けていたのでした。
でも、今のまま日高に濡れ衣を着せてしまったら彩子自身の正義を曲げてしまうことになるので、警察を辞めることになるとその熱い想いにうたれてしまった日高の涙は本当に美しかった。
全体を通しても、やはり高橋一生はサイコパスな演技が上手だなと思ってみていたのですが、最終回の日高は、仏様のように優しい表情が印象的でした。
自供を始めるあたりの日高の演技は、少し猟奇的な殺人犯の雰囲気をかもしだしていました。
でも、実際はお兄ちゃんを殺人犯にしたくない。
入れ替わっていた時に彩子の身体でやったことを探られたくない。
そんな思いから日高はすべて一人で飲み込んでいこうとしていましたね。ラブに発展するのかとにおわせつつ、終わった最終回もよかったです。
陸は、今回彩子への想いに気づき、その彩子が日高日高と言っている状況に嫉妬して、最初はSDカードをもってない、知らないと言ってしまった様子が可愛かったです。
でも、師匠(東朔也)の本当の想いを思い出して、SDカードの内容を鹿児島県警に頼んで送っているあたりは、陸らしいですよね。
しかし、嫉妬から一度はSDカードの存在を知らないと言ってしまったことに罪悪感を覚えたのか、去っていく様子が切ないです。
今回ファインプレーな人はたくさんいますが、鑑識の新田さんも素敵です。
東の家近くの防犯カメラの中から殺人事件が起こった前後あたりの日の様子を見比べて必ず同じパン屋の袋をもって帰ったところと突き止める新田さん素敵ですー。
鑑識の人が、スマホの動画を復元できたかもともってきた様子を見て、『好きってことじゃないの~』というあたりもなんだか、キュートです。
タイトルの「天国と地獄」とは?
最後にタイトルの天国と地獄の意味は、何だったのでしょう?
東と日高の育った環境の違い?
故黒澤監督の映画『天国と地獄』へのオマージュ?
いろいろと言われていますね。
最後の最後で再び入れ替わり??というところが気になります。
続編をあつく希望します。
だって、東が主犯で決めていた河原刑事は、二人の入れ替わりに気づいていたのでしょうか?彩子の自宅の部屋を見た時とかも、入れ替わり以前の机の上を思い出して、人が変わったようなんだよなとつぶやいていたり、微妙に伏線が未回収のままだった気がします。
日高と彩子の運命は、再び入れ替わってつながっていくと思いたいです。
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