1998年5月に劇場公開された映画「スターシップトゥルーパーズ」の予告編動画は、こちら
23世紀…宇宙に進出した連邦政府は軍事国家と化し、宇宙異生物と戦闘を繰り広げていた。
未来の宇宙で繰り広げられる、人類とバグズと呼ばれる昆虫型生物との戦いを、社会風刺も込めて描いたポール・バーホーベン監督のSF超大作。
「スターシップトゥルーパーズ」の原作は名著「宇宙の戦士」
映画『スターシップ・トゥルーパーズ』の原作は、SF小説の大家ロバート・A・ハインラインの古典的名作「宇宙の戦士」で、ミリタリーSF・シリーズの原点として映画・アニメ界にも多大な影響をもたらしたヒューゴ賞受賞小説です。
名著「宇宙の戦士」を映画化した『スターシップ・トゥルーパーズ』は、刺激的な作風で知られるバーホーベン監督の、過激なエネルギーに満ち溢れているミリタリーSFの傑作!
賛否両論の問題作!
本作は『ロボコップ』や『氷の微笑』などのヒット作を連発した、ポール・バーホーベン監督がハリウッドのメジャースタジオの元で製作したSF大作だったが、公開後はとてつもなく大きな賛否両論の渦を巻き起こした問題作ともなりました。
その理由は、過激な殺戮描写や戦争を主導する地球連邦軍の軍国姿勢が含まれ「バグズと戦え!軍に志願しよう」という、政府のプロパガンダ映像も強調されていたからです。
苛烈な人と虫との戦い!
この映画の最大の見どころは「人と虫との戦い」で、当時の最先端技術を駆使した昆虫型異生物の特撮シーンや迫力ある戦闘シーンは、今見ても遜色ない出来栄えでみどころ十分!
そして軍国主義への皮肉もタップリで、植民地支配の愚かさも客観的に描いています。
本作はファンの熱烈な支持を受け3作がシリーズ化され、2012年にはシリーズ第4弾として『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』のアニメーション版が3Dで公開されました…しかも監督は日本人の荒牧伸志監督で、アニメ版は第5弾も製作されました。
宇宙異生物との全面戦争!
民主主義崩壊後の地球連邦では、軍部を中心とした社会が築かれていた。
銀河全体に殖民を開始した人類だが、その先で先住の宇宙生物の領域を侵したことから紛争が発生し、昆虫型バグズが地球に対し奇襲攻撃を仕掛けたことから、全面戦争が始まった。
主人公ジョニー・リコは、高校卒業後地球連邦軍に入隊し過酷な訓練を経て、分隊長に昇格した。
ある日、地球連邦軍はクレンダス星に侵攻するが、おびただしいバグズによる攻撃で壊滅的敗北を喫する。
重傷を負いながらも生還したリコは、仲間とともに高校で恩師だったラズチャックが率いるエリート部隊「ラズチャック愚連隊」に配属される。
その後リコは、緒戦を戦い抜き次第に戦士として成長し、いまや「リコ愚連隊」を率いるようになった。
そして、「リコ愚連隊」は、再びバグズのいるクレンダス星への侵攻を開始した!
果たして、バグズとの戦いに勝利できるのか…。
映画「スターシップトゥルーパーズ」のレビューを調べてみた
コレ楽しみなんだよね~(´∀`)b スターシップトゥルーパーズの監督関わってるみたいだから~あんな感じを期待しているw 下手にポリコレ汚染されなきゃイイけど。。
ディズニープラスでスターシップトゥルーパーズ見れるやん
TLにスターシップって流れてきたからスターシップトゥルーパーズの新作でも来たのかと思ったぜ!君も志願しないか?!
私の映画事故は初めて映画館でみた映画のスターシップトゥルーパーズなんだけど、幼心にはスプラッタよりブレインバグの顔が無理だった。
「スターシップトゥルーパーズ」のキャスト・登場人物
主人公のリコにキャスパー・ヴァン・ディーン
「ソウ」シリーズでは、お馴染みのディナ・メイヤー
「ワイルドシングス」出演のデニース・リチャーズ
「ゴーン・ガール」、「マトリックス レザレクションズ」出演のニール・パトリック・ハリス
「トップガン」、「トータル・リコール」出演のマイケル・アイアンサイドなどが出演しています。
「スターシップトゥルーパーズ」の見どころポイント
正に「人と虫の戦い」! ワラワラと大群で押し寄せる、獰猛な昆虫型エイリアン・バグズの群れとの凄絶な戦闘場面には圧倒されます!
残虐昆虫の鋭利な触手が「グサッ!」と人体を貫き、飛び散る腕や脚と血!
本作も残虐性を自主規制しない、バーホーベン監督ならではの過激な演出が冴えわたっている映画。
実写版の強烈なゴア描写が苦手な方は、いい具合のアニメ版がおすすめです!
「スターシップトゥルーパーズ」の作品情報
- 製作国:アメリカ
- 監督:ポール・バーホーベン
- 上映時間:129分
- 日本劇場公開日:1998年5月2日
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