「Psycho Goreman」は、2020年に公開されたユニークなホラーコメディ映画で、
斬新なストーリーと独特のユーモアで注目を集めました。
この作品は、宇宙の恐ろしい怪物と子供たちの意外な関係を中心に展開し、従来のホラージャンルの枠を超えた楽しみ方を提供します。
本記事では、「Psycho Goreman」の奇想天外なプロット、視覚的に魅力的な特殊効果、そして映画の独創的なキャラクターに焦点を当てます。
映画は、そのオーバーザトップなアクションとブラックユーモアで観客を魅了し、カルト的な人気を博しています。
ここでは、この映画がどのようにしてユニークなエンターテイメント体験を創造したのかを掘り下げていきます。
2021年に劇場公開された『サイコ・ゴアマン』の予告編動画は、こちら
残虐宇宙人復活!地球の未来は、8歳の少女の手に託された!
地中に封印されていた銀河の残虐異星人が復活し、容赦ない殺戮の限りを尽くそうとする。
『サイコ・ゴアマン』は、80年代的懐かしさ満載のSFダークヒーロー・アドベンチャー!
悪魔の封印
はるか昔・・・とある惑星で名前のない悪魔が君臨し、残虐の限りを尽くしていた。
それに対し正義の勢力が結集し、悪魔を遠い惑星の地・地球の奥深くに封印した。
悪魔が再び解き放たれた時・・・宇宙の全てが 破滅の危機にさらされるだろう!
残虐異星人復活!
太古より庭に埋められていた銀河の破壊者「残虐異星人」は、偶然クレイジーで怖いもの知らずの8歳の少女ミミに掘り当てられ、封印を解かれてしまった・・・地球絶体絶命の危機!
だが、復活後すかさず地球で殺戮の限りを尽くすはずだったのが、極悪な性格の少女ミミに自身を操ることが可能な宝石を奪われていた・・・絶対服従! 少女の子分になりさがった。
暗黒の覇者!少女に支配される
かくして、無慈悲で残虐な破壊力で銀河を恐怖に陥れてきた暗黒の覇者は、ミミにサイコ・ゴアマンと名付けられ 全ての力を少女にコントロールされた・・・犬の散歩もして頂戴!と。
そのころ残虐異星人覚醒を察知したガイガックス星の正義の勢力「テンプル騎士団」が宇宙会議を開催し、サイコ・ゴアマン抹殺のため最強怪人パンドラを地球に送り込む。
子ども向けテイストにゴア満載?
『サイコ・ゴアマン』は、残虐な宇宙人を少女が意のままに操り非日常を冒険するという子供の頃夢見たテーマを 懐かしさが溢れるB級テイストで包み『死霊のはらわた』的な人肉破壊の過激スプラッタ―を加味した ゴア満載で描くSFヒーロー・アドベンチャー。
過激映像集団「アストロン6」
本作を制作した、カナダの映像制作グループ「アストロン6」は、2007年に設立され 次々と強烈な刺激に満ちた作品を生み出し続け 一気にカルト的な支持を得ました。
その作風は80~90年代のホラーテイストをベースに、グロバイオレンスとコメディを合わせたようなスタイルで味付けされ、あえて低予算の小規模製作を貫いており、そのお手製な感じもまた人気の理由のひとつです。
2011年制作のSF『マンボーグ』は、日本円にしてわずか8万円という超低予算作品ながらYouTubeに投稿された予告編が50万回以上再生されて話題となりました。
おふざけ映画ながら、2019年の「モンスターフェスト観客賞受賞」「セルロイドスクリームス観客賞受賞」など各映画祭で複数の観客賞を受賞!
2021年夏・劇場大ヒット!
監督は『ザ・ヴォイド 変異世界』(2016年)、『バイオハザードV リトリビューション』(2012年)、『パシフィック・リム』(2013年)ほか数々の大作に特殊効果としても参加するなど、目覚ましい活躍を見せるクリエイター スティーヴン・コスタンスキが、幼少期に思い描いた物語を子ども向けテイストにスプラッターというありえない組み合わせで再現!
『サイコ・ゴアマン』は、愛すべきB級感を醸し出しながらも喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情など、かつて子どもだった大人たちが忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリー。
『サイコ・ゴアマン』あらすじ
はるか昔・・・宇宙で悪魔が君臨し残虐の限りを尽くしていたが、正義の勢力が悪魔を遠い惑星の地・地球の奥深くに封印した。
地中に封じ込められていた銀河の破壊者“残虐異星人”は、偶然8歳の少女ミミに掘りあてられ復活した。
だが、すかさず容赦ない殺戮の限りを尽くすはずが、自身を操ることが可能な宝石を極悪な性格の持ち主であるミミに奪われていた。
かくして無慈悲にして計り知れぬ力を誇り銀河を恐怖に陥れてきた暗黒の覇者は、少女ミミにサイコ・ゴアマンと名付けられ、奴隷的で大変な仕打ちを受けることとなる。
そのころ残虐異星人覚醒を察知したガイガックス星の正義の勢力、テンプル騎士団が宇宙会議を開催、サイコ・ゴアマン抹殺のため最強怪人パンドラを地球に送り込む事にした。
そして最強怪人パンドラと、残虐異星人ゴアマンの戦いのときがやってきた。
その戦いで、勝てば宇宙王者、負ければ生き埋めになる謎のスポーツ「クレイジーボール」で地球の未来を賭けた戦いが始まるのだった。
キャスト
ニタ=ジョゼ・ハンナ、オーウェン・マイヤー、アダム・ブルックス、アレクシス・ハンシー、マシュー・ニネバーなどが出演。
醜悪でグロい怪人大集合!
監督さんは日本の特撮がお好きなようで、登場する宇宙怪人の造形は、ほぼコスタンスキ監督が手掛けたクリチャーで、パンチのあるビジュアルと個性的なルックスに惹かれる!
まるで戦隊ヒーロー的な怪人は、「死体満載酸性風呂デストラッパー」とか、「全身ウジ虫状態死霊魔術師クイーンオベリスク」など、醜悪なデザインとディテールへのこだわりも感じられる。
かなりグロイ映画で、且つ ここまで大真面目にふざけた作品は なかなかありません!
作品概要
製作国:カナダ
監督:スティーヴン・コスタンスキ
上映時間:95分
日本劇場公開日:2021年7月30日公開
コメント