40周年HDリマスター版のポゼッションの予告編動画は、こちら
どこかよそよそしい妻・・・妻には”ある男”の存在と、新たな”第3の男”の存在が浮上した!
その驚愕の物語で、ホラーともミステリーともつかない奇妙な不条理劇で世界が震撼!
問題作『ポゼッション』が、製作40周年を記念しHDリマスターで待望のリバイバル上映。
危険な愛の黙示録!
長い単身赴任生活を終え、妻・アンナの元に帰ってきた夫・マルクを迎えたのは、妙に冷たい彼女の態度だった・・・妻は、浮気をしているのか?
やがて妻の不倫相手の男と対峙したマルクは、彼からアンナの“3番目の相手“の存在を聞かされ愕然とする!・・・その相手とは?
愛と狂気と異形の物語!
圧倒的な映像美と驚愕のラブ・ストーリー・・・女は狂気にとりつかれ、その怪物を生んだ。
ぶっ飛びの変態映画!
本作は、清純派美人女優イザベル・アジャーニ扮する人妻が、全身を震わせてゲロを吐き、自らの妄想が生み出した魔物とセックスするトンでも伝説のゲテモノ映画。
その根底には、『狂気の愛』など一人の女性を中心に据え、その愛と狂気の両極性をスキャンダルに描いてきた亡命作家・ズラウスキー監督が奥さんに浮気されて離婚した事実と、祖国ポーランドに捨てられた体験による悲しい願望がリアルに込められていた・・・。
世界を震撼させた『ポゼッション』が、40周年HDリマスター版で美しく蘇る!
半分オカルトのような異様な作品!
ゾッとするほど、不気味な笑みを浮かべたイザベル・アジャー二の狂気の目が迫る。
当時25歳のイザベル・アジャーニは身体を張った演技で、裸も絡みも思いっきりの狂乱演技!しかもその相手が、ヌルヌル、グニョグニョの異形の怪物!
本作では、麗しのイザベル・アジャーニ演じる人妻が狂いに狂い、わめき散らし、自傷し、何かに取り憑かれたかのように地面をのたうち回り、血と汚物にまみれます!
彼女の浮気相手は人間ではなく、得体の知れないグロテスクな生き物・・・まさに異形愛!
しかも、この生き物は人妻と交わるごとに肉体が変容していき、コイツは一体ナニ?と嫌が応にも惹きつけられ、その正体は明確にならないまま・・・更なる混沌へと突き進んでいく!
ヌルヌルの異形のクリーチャーを創造した視覚アーティストは、『エイリアン』や『未知との遭遇』の特殊効果を担当したカルロ・ランバルディ。
映画『ポゼッション』のあらすじ
西ドイツ、ベルリン・・・長い単身赴任を終え西ベルリンに帰ってきたマルクを迎えた妻アンナの態度が普通ではない。
タクシーを降りた夫に「お帰り」でもなければ「お疲れ様」でもなく、よそよそしい。
その夜のベッドでは「倦怠感は夫婦に普通のことよ」なんて・・・普通ではすまされない。
アンナの友人マージからある男の存在を聞いたマルクは妻を責めるが、彼女は浮気を認めるどころか、夫を完全に拒絶する。
やっぱり男がいた! やがてマルクは妻の浮気相手ハインリッヒと顔を合わせるが、彼はアンナの“3番目の相手“の存在を聞かされ愕然とする!
マルクは新たに浮上した“第3の男”について調べるべく、私立探偵にアンナの尾行を依頼する。
妻を尾行した探偵は、とある部屋にアンナが入るのを確かめ、管理人と称して室内に入ると、暗い浴室の壁にヌメヌメとうごめく黒い物体がいた!?
奇妙な触手を持った黒いタコ物体はさらに成長し、人間のような細長い肢体になっている。
更に繰り広げられる・・・愛と狂気と”異形”の神話。
配信先を調査したところ、TSUTAYA DISCASのサブスクのみ
調査したところ、現状、視聴出来るのは宅配レンタルを利用して視聴するかBlu-rayの購入での視聴となります
映画『ポゼッション』のキャスト
サム・ニール、イザベル・アジャーニ、ハインツ・ベネント、マルギット・カルステンセンヨハンナ・ホーファー、カール・ドゥ―リング、ショーン・ロートンなどが出演。
美しい虚無と妄想の世界にようこそ!
夫婦解散で2つに別れた心・・・やがて、善と悪という対立構造が打ち破られ、悪が2人を“Possession(占拠)”した時、思い描いた理想だけが現実に残される。
その狂乱的な世界は、観る側には難解であり、観る人の解釈も異なってしまう。
本作は、もはやホラーなのかミステリーなのかラブ・ストーリーなのかも判別し難く、この物語は一体何を描いたものなのか?
特にラストシーンは一体何が起きたのかサッパリ分からず・・・目がテンになるのデス。
“芸術は爆発だ”!『ポゼッション』という作品から伝わってくるパワーには凄まじいものがあり、不条理が爆発している?全てが素晴らしい!・・・これは狂った金字塔的作品です!
作品概要
製作国:フランス・西ドイツ合作
監督:アンジェイ・ズラウスキー
上映時間:124分
日本初公開日1988年9月17日・2020年1月4日HD版リバイバル公開
(2012年公開の オーレ・ボールネダル監督作「ポゼッション」とは無関係です)
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