2016年に劇場公開された『おとなの恋の測り方』の予告編動画は、こちら
『おとなの恋の測り方』の出演俳優・キャスト
2016年のフランスのロマンティック・コメディ映画です。
監督はローラン・ティラール。
「アーティスト」のオスカー俳優ジャン・デュジャルダンと主人公役に注目女優ビルジニー・エフィラが出演します。
2013年のマルコス・カンネヴァーレ(スペイン語版)監督・脚本による、アルゼンチン映画「Corazón de León」をフランスでリメイクした作品です。
『おとなの恋の測り方』のあらすじ
離婚してから3年、新しい恋から遠ざかっている女性弁護士ディアーヌ(ビルジニー・エフィラ)は共同経営者である元夫のブルーノ(セドリック・カーン)と意見が食い違い、ストレスを溜めてしまう日々を過ごしていました。
とあるレストランで携帯電話でブルーノと口喧嘩をした際に、携帯をうっかり落としてしまいます。
自宅に帰ってから建築家の男性・アレクサンドル(ジャン・デュジャルダン)から電話がかかってきます。
「携帯電話を拾ったので渡したい」というアレクサンドルの会話は、知的でユーモアなので楽しいです。
”もしかして新しい恋の予感?”と浮足立ちながらレストランに向かいます。
そこに現れたアレクサンドルは、自分よりはるかに低い身長136センチの男性でした。
心の中でガッカリしたディアーヌでしたが、アレクサンドルはハンサムで一緒にいると楽しく魅力的です。
でもアレクサンドルの身長の低さがどうしても気になります。
アレクサンドルは人間としての器が大きく、自分の弱点さえ笑いに変えてしまう素敵な男性です。
アレクサンドルを男性として”いいなぁ”と思う反面、”いや、やっぱり身長が低すぎる”と悪戦苦闘してとても悩むディアーヌです。
アレクサンドルは身長の低さを気にしているディアーヌに気付いて、離れてしまいます。
ディアーヌはアレクサンドルに対してどうするのか、見どころ満載です。
『おとなの恋の測り方』の感想
見た目?性格?経済力?「男性に求めているのは何なんだろう?」と考えずにはいられない作品です。
もし性格もよくて経済力もあって顔もハンサムなんだけど、身長だけが自分よりはるかに低い男性が現れたら、あなたはどうしますか?
苦渋の選択をしなければならない気持ちになります。
そんなに身長が気になる?と思われるかもしれませんが、やはり”自分よりは高い人がいい”という、女性ならでは意見が多いのではないでしょうか?
前に外国の有名カップルが破局した際に、女性が「これでやっとハイヒールが履けるわ」と言っていた言葉を思い出しました。
男性の身長が低いため遠慮して、ハイヒールを履かないようにしていたのだろうと、予想がつきます。
こうやって改めて振り返ると、男性が思うより女性にとって”身長は重要な項目”だという事が分かります。
ディアーヌも女性にとってこの難しすぎるテーマに、どんな答えを出すのだろうとハラハラしながら、見ておりました。
やはりディアーヌもアレクサンドルと一緒にいると周りの目を気にしたり、親には「お友達」と紹介して”こんなに身長低い男性なんて、恋愛対象ではない”と態度で示していました。
でもアレクサンドルが別れを告げていなくなって、ようやく大事な事に気付いたディアーヌ。
”身長なんて関係ない”とパラシュートでアレクサンドルの元へいき、気持ちを伝え、ハッピーエンドになって良かったです。
もし”いいな”と思っている男性がいるけど、身長が低いためどうするべきか悩んでいる女性がいましたら、特に視聴して欲しいです。
『おとなの恋の測り方』の製作スタジオ
作品を手掛けたゴーモンはフランスの大手で、現存する最古の映画会社という名門中の名門です。
代表作は水と油のような正反対の2人が友情を築いていく「最強のふたり」や中年の殺し屋と少女の絆を描いたあの有名な「レオン」です。
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