2009年にイギリスで製作されたSF映画「月に囚われた男」についての情報を提供しています。
映画の概要、キャスト、あらすじについて詳しく説明されており、特に宇宙飛行士サム・ベルが月面での生活と彼の挑戦について焦点を当てています
2010年4月に劇場公開された「月に囚われた男」の予告編動画は、こちら
ノーラン監督の『インターステラー』を鑑賞したことがきっかけでSF映画に興味を持ちまた新たな作品を、と思い『月に囚われた男』を鑑賞しました。
作品概要
「月に囚われた男」の英語圏でのタイトルは”moon“
2009年公開、イギリスで製作された作品。タイトルからお察しの通り、SF映画である。
監督ダンカン・ジョーンズの処女作。
映画「月に囚われた男」のキャスト・出演者
主演はサム・ベル役(サム・ロックウェル)で、2017年『スリー・ビルボード』でアカデミー賞を受賞するなど、今や最前線で活躍する大御所俳優の一人で、「ジョジョ・ラビット」、「グリーンマイル」などにも出演している。
ガーティの声を「セブン」、「アメリカンビューティー」主演のケヴィン・スペイシー
テス・ベル(主人公の妻)をドミニク・マケリゴット
イヴ・ベル(主人公の娘)をカヤ・スコデラリオ
映画「月に囚われた男」のあらすじ・ストーリー
近未来。
宇宙飛行士のサム・ベル(サム・ロックウェル)は、地球の主要エネルギー資源であるヘリウム3を採掘するルナ工業との三年契約のもとに、採掘作業員として月面で暮らしていた。
彼の採掘作業員としての任期はもうすぐ満了を迎えることになっており、わずか数週間後には晴れて地球に帰還し妻のテス(ドミニク・マケリゴット)と3歳の娘イヴ(カヤ・スコデラリオ)と元の暮らしを送ることができるようになっている。
3年という月日を人工知能のガーティ(ケヴィン・スペイシー)と話すだけで孤独をまぎらわせてきた彼にとっては堪えがたい喜びだろう。
原因不明の体調不良
頭痛や幻覚などに悩まされ、月面探査車の運転中に事故を起こしてしまう。
まともに作業を行える状態ではなくなってしまったため基地での療養に専念することにしたサムだが、そこで自分自身に瓜二つな男と出会う。
今自分が立っているのは地球から遠く離れた月の大地。
自分だけしか居ないはずの場所に現れた、自分にそっくりの男の存在が意味するものとは……
映画「月に囚われた男」の考察
ダンカン監督の処女作で、低予算で製作された作品とのことなのですが、そんなことが気にならないほど、のめり込みワクワクさせてくれるものがあります。
鑑賞者を不安にさせる謎、明かされる重大な事実、友情、そして別れ。
確かに粗もあったかもしれないけど、十分な面白さを持つ良い作品だったと思う。
惜しむらくは物語の担い手が実質的に3人のみという少数から来る一抹の寂しさと、終わり際の余計なナレーションだが、処女作とのことなのでそれもまたご愛嬌。
『月に囚われた男』のブルーレイ
Blu-ray、DVDも発売されていますので興味のある方は、チェックしてみてください。
映画「月に囚われた男」のレビューを調べてみた
月に囚われた男全体的に2001年オマージュなんだけど人工知能の相棒が善良だからハッピー
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