2021年に劇場公開された映画『モンスターハンター』の予告編動画は、こちら
映画『モンスターハンター』は、年齢制限なし
映画『モンスターハンター』は、年齢制限がありません。
小さいお子さんであれば、字幕だと見るのが大変かと思いますので、吹替版がよいと思われます。
映画『モンスターハンター』のあらすじ・ストーリー
陸軍のアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)大尉は消息を絶ったB班の行方を調査すべく数人の仲間と共に荒野へ。
B班の乗っていたバギーの後が唐突に途切れているのを発見しますが、12時の方向から嵐がやって来て巻き込まれてしまうのです。
彼らが目覚めるとそこは砂漠。
アルテミスたちは無線が使えなくなっていた不安を吹き飛ばすかのように、歌いながらバギーに乗って砂漠を進んでいきます。
すると、巨大な何かの骨があったことで部下たちは動揺する中、突如遠くから狙撃されて銃器で応戦。
アルテミスはその狙撃が彼らの危険を知らせるものだと悟って撃つのを止めさせると、大きなモンスターが襲ってきたのです。
大きな二本の角を頭から生やし、砂の中や地上を突進してくるのはディアブロスというモンスターでした。
仲間が倒されつつもアルテミスたちは狭い洞窟に身を隠して、生きて元の世界に帰ろうと意気込んだ瞬間、アルテミスは人と同じくらいのサイズの蜘蛛のようなモンスターに襲われます。
彼女が目覚めると仲間たちが殺されていたことにショックを受けました。
そこに現れたのはハンター(トニー・ジャー)と名乗る男であり、彼と戦って捕えられてしまうアルテミス。
彼女は縄と解いてハンターに立ち向かいますが、そうした中で2人は協力関係を築きます。
そうして蜘蛛のようなモンスターであるネルスキュラの針を入手したことで、それを利用してディアブロスを無効化する作戦を決行。
ハンターが負傷しつつもディアブロスを倒したアルテミスは砂漠の先にある森林へ辿り着いたのです。
森林にはハンターの仲間である大団長たちがおり、アルテミスは信用に足る人物なのか疑われました。
ハンターの説明もあって彼女は信頼され、「天廊」と呼ばれる場所について説明を受けます。
天廊には常に暗雲が立ち込め雷が鳴っている中、そこにたどり着けばアルテミスは元の世界に戻れるだろうということでした。
ハンターたち調査団も天廊を調べようと旅をしていたのですが、そこには天廊を守るドラゴンのような見た目のモンスター・リオレウスが立ちはだかっていたのです。
リオレウスに立ち向かうべく、大団長はハンターや数人の仲間を連れ、アルテミスも同行。
天廊にたどり着いた彼らに対し、リオレウスを攻撃を始めます。
仲間がやられていく中、アルテミスは現代へ戻るルートを発見して飛び込んで戻ることができました。
彼女は軍の仲間に救出されてヘリコプターで運ばれましたが、そこにリオレウスが現れるのです。
ハンターたちの世界からやってきたリオレウスは次々にヘリコプターや戦車を爆破し、アルテミスは窮地に陥りました。
彼女はそれでも諦めずにリオレウスの口に爆発物を発射して勝利を収めたかと思いきや、リオレウスは再び立ち上がったのです。
アルテミスのピンチを助けたのはハンターと大団長であり、彼らは現代にやって来てリオレウス討伐を成し遂げました。
その後、アルテミスは再びハンターたちの世界に戻り、新たなモンスターと戦い始めます。
映画『モンスターハンター』の登場するモンスター
ディアブロス
ネルスキュラ
アプケロス
ガレオス
リオレウス
アイルー
映画『モンスターハンター』の最後のモンスターは何?
映画の最後に出てくるモンスターは、「ゴア・マガラ」です。
本当に短い時間の登場となりますが、次回作が制作されるのであれば、「ゴア・マガラ」との戦闘シーンも見ものですね。
映画『モンスターハンター』の 兵隊さんの歌
映画内で主人公たちが歌う歌(兵隊さんの歌?)があります。
タイトルは、「They Say That In The Army」で動画がありましたので、気になる方はチェックしてみてください。
映画『モンスターハンター』の受付嬢
ゲームでは、おなじみの受付嬢。
映画内では、日本の女優「山崎紘菜(やまざきひろな)」さんが役を演じています。
最近の出演作としては、ドラマ「ネメシス」、映画「ブレイド」など今後の活躍に期待出来る女優さんと思います。
映画『モンスターハンター』の感想
人気ゲーム「モンスターハンター」の映画化とのことで、やはりモンスターたちの迫力が見どころとなりましたね。
映画の冒頭でハンターが乗っていた船が砂漠を走る際にディアブロスに襲われたり、アルテミスたちがディアブロスに襲われたりするシーンは迫力満点!
モンスターの大きさに驚かされたり個々の鳴き声が異なることもあって、映画館ならではの臨場感も味わえました。
そしてモンスターたちに襲われた人間側は立ち向かう術が無い、いわゆるパニック映画的な展開にはハラハラさせられます。
アルテミスの部下が一人ずつ倒れていくのですが、その際に自らの死を悟った仲間が手りゅう弾を爆発させてディアブロスを巻き込むのには勇ましさを感じました。
あんな量の蜘蛛に襲われたらひとたまりもない感じが良く表れており、卵を産み付けたりしてくるのも合わせてホラー要素もありました。
リオレウスは空を飛ぶ姿やアップで目元を写されるシーンが見もの。
モンスターを間近で見ている気分になる一方で、食べられていく人を見ると恐ろしさを再認させられます。
見ているだけだとカッコイイと思えるモンスターたちですが、戦う人間たちの必死な様子も見どころだといえるでしょう。
例えばハンターが弓を使い、放った矢が爆発するのが圧巻!
モンスターたちはその一撃を受けるとよろめくほどでした。
アルテミスは両手に剣を構え、炎が出てくるようになってから頼もしさがさらにアップするのです。
ラストの戦いでは大団長も加わってリオレウスに立ち向かうため、何度でも見たくなるシーンだと思いました。
アクションの他にも、アルテミスたちが作戦を立ててモンスターたちに立ち向かっていくというアドベンチャー要素も良かったですね。
ネルスキュラの毒を利用したり、廃棄された船の物を利用して戦ったりするのにはワクワクさせられました。
総合的に『モンスターハンター』はゲームの実写映画としても楽しめますし、アクションや冒険映画が好きな方にもおすすめできる作品でしょう。
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