2019年に劇場公開された「マスカレード・ホテル」の予告編動画は、こちら
2008年12月~2010年9月まで集英社の月刊誌『小説すばる』に掲載された、東野圭吾作の長編ミステリー小説。
2019年1月18日に映画で全国公開される。
英語で「仮面舞踏会」を意味する「マスカレード」。
ホテルに訪れるお客様はみんな仮面を被り、ホテル側からは決して仮面を剝がすことはできない。
お客様は仮面舞踏会を楽しむために来られているということ。
木村拓哉さんと長澤まさみさんなど、豪華キャストの登場で繰り広げられていく。
「マスカレード・ホテル」の原作小説
原作は、東野圭吾の大ベストセラー小説。
シリーズ累計300万部突破の作品に木村拓哉と長澤まさみが初共演
「マスカレード・ホテル」には、明石家さんまも出演
大竹の苗字でチェックイン後、エレベーターに向かうお客さんとして出演しているそうです。
見る機会がある方は、チェックしてみてください。
映画「マスカレード・ホテル」のあらすじ
都内にある一流ホテル、コルテシア東京。
そこで働いている山岸尚美(長澤まさみ)は、若くて優秀のフロントクラーク。
お客様に対して誠心誠意を尽くす、正義感がとても強い女性。
そんなある日、彼女を含める各部署の社員達が総支配人の藤木(石橋凌)によって集められる。
都内で起きている3件の連続殺人事件は同一犯であり、次に起きる4つ目の殺人事件がこのホテルで起きる可能性が高いことを伝えられる。
犯人が特定されていないため、5人の捜査員がホテルの従業員として潜入捜査をし、ホテル側はお客様を守るために全面協力することになった。
捜査一課のエリート刑事である新田浩介(木村拓哉)は、帰国子女という理由だけでフロントクラークに配置させられる。
新田の教育係として尚美が任命されるが、お互い不満を感じていた。
尚美は新田に対し、言葉遣いや態度をホテルマンらしく振る舞うようにと指摘する。
反発する新田だったが仕方なく従い、髪も切り、ホテルマンらしく身なりを整え、態度も改めていった。
捜査員は犯人を追い、ホテルの従業員はお客様に気づかれないように配慮をしていく。
ホテルを訪れるお客には、視覚障害者の老婆、いかにもプライベートを隠している怪しげな男女、新田に対して言いがかりを付けてくる男性・・。
様々な事情がある人達が来客する中、全てのお客様が怪しく見えてくる。
新田と尚美は何度も衝突するがプロとしての価値観を共に分かり合えるようになり、犯人の手がかりを追うようになる。
2人で話していくうちに、尚美のふとした気づきを教えてもらうことで新田は少しずつ事件の真相を掴んでいった。
新田の元相棒で一見鈍そうで頼りない刑事、能勢(小日向文世)の鋭いひらめきもあり、ホテルと事件の関係が明らかになっていった。
3件の事件現場にあった不可解な数字のメモと、次は誰を殺そうとしているのか!?
犯人は意外な人物だった!
「マスカレード・ホテル」の感想
ミステリー界の第一線で活躍されている東野圭吾作品で、最初から最後まで期待を裏切らない内容でした。
ミステリアスに包まれながらこの人が犯人なのでは?と、怪しい人のオンパレードで、とても早い展開が楽しめました。
さらに来客者側の背景という視点も楽しめ、わがままなお客が多くて、ホテルで働く人達の大変さも伝わってきました。
長澤まさみさんの姿勢が正しく、細かい丁寧な動作が本物のフロントクラークに見えて素晴らしかったです。
木村拓哉さんもお客様と接していくうちにホテルマンらしくなっていく演技がとても魅力的でした。
ドラマ「HERO」の出演メンバーが多かったのも最高でした!
菜々緒さん、生瀬勝久さん、前田敦子さんなど、豪華俳優陣が次々と登場し、数分間の出演シーンが多かったけど、どれも印象に残る役をされていました。
その中でも特に印象的だったのが、エンドロールで登場した明石家さんまさんの、セリフもないちょい役で友情出演した場面でした。
話題になったシーンなので思わず探してしまいました。
大御所のちょい役はとても贅沢な演出だなぁと感じました。
コメント
コメント一覧 (2件)
木村拓哉と長澤まさみのコンビが最高。
様々な犯人候補が登場し、人物ごとのストーリーが魅力的で楽しめました。
結末は超意外!とても驚きました。
犯人を知ってからもう一度見るのもおすすめです。
この人も!ああこんな人も!?とビックリするほどの豪華キャスト陣でした。ホテルマンとなって潜入捜査が始まるのですが、警察とホテルコンシェルジュというデコボココンビ感が絶妙に面白かったです。やっぱり木村拓哉さんがビシッと決めてくれます。めちゃくちゃカッコいいです!