レオナルド・ディカプリオは、世界的なメガヒットを記録した、映画『タイタニック』(1997年 )で一躍トップスターの仲間入りを果たし、その甘いマスクと卓越した演技力で、世界中の女性のハートをわしづかみにしました。
その人気ぶりは、当時日本でも「レオ様」と呼ばれるほどだったが、あれから20年以上の時を経た今でもなお、世界中が注目するハリウッドスターとしての地位は揺るぎません!
- レオナルド・ディカプリオの俳優としてのキャリアの始まりと彼の成長過程
- 彼が出演した主要な映画とその演技の評価
- ディカプリオの演技スタイルと彼の多文化的背景の影響
- 彼の代表作とそれらの映画における彼の役柄の特徴
名前の由来は?
レオナルドという名前の由来は、母が妊娠中にイタリア・フィレンツェの美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞している最中に、初めてお腹を蹴ったからだそうです。
ディカプリオのキャリアと魅力
10歳頃からオーディションを受け始めたが何度も不合格となり、さっぱり仕事も入らず挙句の果てには、本名の響きはエキゾチックであるとして「レニー・ウィリアムズ」への改名を打診されるなど不遇の時期が続きました。
その後、14歳で初めてテレビコマーシャルへの出演を果たすと、子役としてテレビドラマにも出演を重ねるようになり、1993年に出演した『ギルバート・グレイプ』で19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネートされ注目されました。
順調にキャリアを重ねた後は『ロミオ+ジュリエット』(1996年)で、ベルリン国際映画祭の銀熊賞 (男優賞)を受賞し”演技派の若手俳優”として認知されました。
更に、マーティン・スコセッシ監督作の『アビエイター』でアカデミー主演男優賞にノミネートされ『ブラッド・ダイヤモンド』でも同賞の候補にあがりました。
スコセッシ監督と5度目のタッグとなった『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では、ゴールデングローブ賞コメディ部門の主演男優賞を受賞したもののアカデミー賞では受賞を逃し、続くアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『レヴェナント 蘇えりし者』で、悲願のアカデミー主演男優賞を4度目のノミネートにして初受賞しまた。
レオナルド ディカプリオ イケメンの若き日々
レオナルド・ディカプリオが最初に大衆の注目を集めたのは、彼が持つ若々しさとイケメンとしての独特の魅力が大きな要因でした。
特に1990年代初頭、彼の清潔感あふれる顔立ちと少年のような無邪気さは、多くの人々を虜にしました。
例えば、1993年の映画「ギルバート・グレイプ」では、彼はアカデミー賞にノミネートされるほどの演技を披露し、その外見の魅力も大きな注目を集めました。
彼の顔立ちは、90年代のイケメン俳優のスタンダードを形作るのに一役買ったと言えます。
ただし、彼のイケメンとしての評価は、単に外見だけに留まらず、彼の演技に対する真摯な取り組みや、役に対する深い理解を通じてさらに高まりました。
彼が1996年に出演した「ロミオ+ジュリエット」では、そのクラシカルな美しさと共に、情熱的で繊細な演技が高く評価されました。
この時期のディカプリオは、若さと才能の象徴として、映画界に新しい風を吹き込み、後の世代の俳優たちに大きな影響を与えたのです。
彼の若き日々の魅力は、単なるイケメンという枠を超え、芸術的な表現として映画史に残るものとなりました。
レオナルド ディカプリオの全盛期の魅力
レオナルド・ディカプリオの全盛期は、彼が出演した一連のヒット作とその演技の深みによって定義されます。
特に1997年の「タイタニック」の大ヒットは、彼を世界的なスーパースターへと押し上げました。
この映画は、全世界で約18億ドルの興行収入を記録し、当時の映画史上最高の成績を達成しました。
しかし、彼の全盛期の真の魅力は、ただの人気や収益ではなく、彼の演技力の成熟と映画への深い取り組みにありました。
2004年の「アビエイター」では、彼はハワード・ヒューズという複雑な実業家兼映画製作者の役を熱演し、アカデミー賞にノミネートされました。
また、2002年の「ギャング・オブ・ニューヨーク」では、彼は繊細かつ力強い演技で、批評家から高い評価を受けました。
これらの作品における彼の多様な演技の幅は、俳優としての彼の地位を不動のものにし、彼が単なるアイドルから真の芸術家へと進化したことを示しています。
この時期のディカプリオは、そのカリスマと演技力で、世界中の映画ファンを魅了し続けたのです。
レオナルド ディカプリオの身長
実際には、身長測定には常に若干の誤差が含まれるため、彼の正確な身長は多少異なる可能性があります。
しかし、彼の身長が注目される理由は、単に数値の興味だけに留まらず、そのスクリーン上での圧倒的な存在感と深く関連しています。
映画内で彼が見せる迫力ある演技は、その身長を活かしたものが多いです。
特にアクションシーンでは、長身を利用した動きが、彼のキャラクターに更なる迫力を与えています。
「インセプション」での彼の身体的なアクションは、その身長のおかげでよりダイナミックに映り、観客に強い印象を残しました。
また、彼の身長は公の場での彼のスタイルにも影響を与え、彼の魅力の一部となっています。
身長に合わせた服装選びは、彼のエレガントで洗練されたイメージを強調し、レッドカーペットなどでの彼の姿は常に注目の的です。
そのため、レオナルド・ディカプリオの身長は、彼の俳優としての演技だけでなく、ファッションアイコンとしての地位にも寄与しているのです。
レオナルド・ディカプリオ 出演の代表作
スペクタクル超大作!『タイタニック』(1997年)
1912年・乗客3327人を乗せて、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。
新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たし、二人は身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく・・・しかし、不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる。
本作は、20世紀最大の海難事故となったタイタニック号の悲劇を、ジェームズ・キャメロン監督がラヴ・ストーリーの要素を交じえて描いた、感動のスペクタクル超大作!
ほぼ原寸大に再現されたタイタニック号をはじめ、総製作費2億ドルという巨費を投じたゴージャスな雰囲気が見どころ
タイタニック号の沈没を前に大パニックとなった船内、極限状態に陥った様々な人間模様がリアルに表現されているところにも注目です。
タイタニックが沈没するまでローズを守り続けるジャック・・・最後まで見逃すことができない感動のクライマックスとなっています。
ディカプリオが持つ端正なルックスと純粋で誠実なオーラは、ローズとの悲恋において最大限に魅力を発揮し、世界中で“レオ様”ブームを巻き起こすことになりました。
サバイバル・アドベンチャー!『レヴェナント:蘇えりし者』(2016年)
西部開拓時代の実話をもとに、大自然の脅威の中 荒野に取り残された一人のハンターの壮絶なサバイバルを描いたサバイバル・アクション。
主人公のヒュー・グラス役を演じたディカプリオは、凍った川に入ったり、生肉を食べるなど、過酷な撮影を強いられたが 本作で悲願のアカデミー主演男優賞を受賞しました。
ディカプリオは西部開拓時代のハンターを演じるために射撃や火の起こし方などのサバイバルスキルを習得し、動物の死骸の中で眠ったり バッファローのレバーを貪り食うシーンでは、レバーが偽物に見えないよう本物の生レバーを食べたりと鬼気迫る演技を披露しています。
本作でアカデミー賞監督の、アレハンドロ・イニャリトゥ監督はリアルな状況で撮影するため、カナダのブリティッシュコロンビア州でマイナス25度の中でロケを敢行!
自然光のみで撮影した本作は照明を一切使わず、多くのシーンをマジックアワーと呼ばれる明け方と日没の前後の時間だけで撮影し、毎日一日の撮影できる時間は1時間ほどしかなかったのです。
クライムドラマ!『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002年)
1968年のニューヨークを舞台に、実在した伝説の詐欺師をモデルにしたディカプリオが様々な人物になりすまして巨額の詐欺を働く若き天才詐欺師を演じ、トム・ハンクスがベテランのFBI捜査官として彼を追撃していく様が描かれる。
本作は、名優トム・ハンクスとディカプリオがタッグを組んだ超豪華クライムドラマ。
タイトルの意味は「できるもんなら捕まえてみろ」という鬼ごっこ的な追跡劇。
見どころはなんといっても詐欺師ディカプリオの七変化・・・医師や弁護士、パイロットなど見かけの良い職業に扮しながら、FBIの追跡を逃れる男を軽妙に演じています。
本作は、コメディタッチながらあっちこっちに悲しい要素があり、悪党なのに憎めない詐欺着フランクと犯人を追う身でありながら、どこか自分と共通なものを感じているFBI捜査官カールとの、追いかけっこ劇が見どころになっています。
ディカプリオの儚い美しさと確かな演技力が、愛を求める悲しい男のストーリーに華を添えながら、ハラハラドキドキの逃走劇に一躍買っています。
さすが!レオ様
最近では、すっかり大人でダンディな色気を醸し出しているレオナルド・ディカプリオ。
これまで その演技力と美貌で世界中を虜にしてきたディカプリオは、コメディ、ラブロマンス、政治もの、西部劇などあらゆるジャンルの映画でも常に圧倒的な演技力をみせてくれました・・・さすが、レオ様です!
レオナルド ディカプリオ出演のかっこいい映画の数々
レオナルド・ディカプリオが出演する映画は、彼の外見だけでなく、彼が選ぶ役どころによっても「かっこいい」と高く評価されています。
例えば、2010年に公開された「インセプション」では、彼は複雑な心理を持つドム・コブを演じ、そのクールで知的なキャラクターが観客を魅了しました。
この映画は全世界で約8億2900万ドルの興行収入を記録し、ディカプリオの演技力を証明する作品となりました。
また、2013年の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」では、彼は株式ブローカーのジョーダン・ベルフォートを演じ、そのダイナミックでエネルギッシュな演技で異なる一面を見せました。
この映画は、彼の演技の幅を広げる重要な役割を果たし、彼のキャリアにおけるマイルストーンとなりました。
これらの映画では、彼の外見の魅力と並んで、彼の演技力やキャラクターに対する深い理解が、彼を「かっこいい」と感じさせる要因となっています。
ディカプリオは、単なるハンサムな俳優ではなく、その役に深く入り込むことで新たな魅力を生み出すことができる稀有な俳優です。
彼の出演する映画は、彼の多面性と演技の奥深さを反映しており、それが彼をスクリーン上で「かっこいい」として際立たせています。
レオナルド ディカプリオ オール バックのスタイル
レオナルド・ディカプリオがオールバックの髪型を披露したのは、彼のキャリアの中でも特に印象的な瞬間の一つです。
オールバックの髪型は、彼のクラシックな魅力とモダンな感覚を同時に表現しており、彼の多面的な個性を際立たせています。
このような細部にまで気を配ることが、彼のファッションアイコンとしての地位を固める要因となっています。
レオナルド ディカプリオ 何人の血を引くか
レオナルド・ディカプリオのルーツは、彼の多様な演技スタイルと関係があります。
例えば、彼は異なる文化的背景のキャラクターを演じる際に、その特徴を巧みに表現することができます。
彼の多文化的な背景は、彼の演技の幅を広げ、彼を国際的なスターにする重要な要素の一つとなっています。
彼のルーツに対する理解は、彼の芸術的な表現の深さを増す要因となっているのです。
レオナルド ディカプリオ 太陽と月に背いての役柄
「太陽と月に背いて」では、レオナルド・ディカプリオは繊細かつ複雑な内面を持つキャラクター、フランク・ウィーラーを演じました。
この映画での役柄は、1950年代のアメリカ郊外での平凡な生活に閉じ込められた、若い家庭の父親です。
表面上は明るく穏やかである一方で、彼の内に秘めた情熱と社会に対する不満、そして家族への愛情と葛藤が見て取れます。
この映画での彼の演技は、彼のキャリアの中でも特に評価が高く、彼の演技の幅の広さを示す一例となっています。
ディカプリオは、フランクの感情の振幅を細かく描き出すことで、観客に深い感動を与えました。
彼は、フランクの幸福な家庭生活と、内面で渦巻く夢と現実の狭間での葛藤を見事に表現しました。
また、彼の演技は、ただ単に表層的な感情を表現するのではなく、キャラクターの深層心理を浮き彫りにすることに成功しています。
ディカプリオのこの役柄は、彼の多才な演技力とキャラクターの深い理解を示す、彼のキャリアのハイライトの一つです。
レオナルド ディカプリオ 恋愛映画の魅力
レオナルド・ディカプリオは恋愛映画において、その独特の魅力を存分に発揮します。
彼が選ぶ恋愛映画の役どころは、単なるロマンスにとどまらず、人間の感情の複雑さや純粋さを深く掘り下げたものが多いです。
1997年の映画「タイタニック」は、その最たる例です。
この映画は全世界で約21億ドルの興行収入を記録し、恋愛映画として歴史に名を刻みました。
ディカプリオの演じるジャック・ドーソンは、その繊細かつ情熱的な演技で多くの観客の心を捉え、恋愛映画の新たなスタンダードを確立しました。
ディカプリオの恋愛映画における演技は、彼のキャラクターが経験する人間としての成長や愛の深さを繊細に表現し、観客に強い共感を呼び起こします。
2008年に出演した「レボリューショナリー・ロード」では、彼は破綻しつつある結婚生活を送る夫を演じ、複雑な感情を巧みに表現しました。
彼の恋愛映画における演技は、単なる恋人役を超え、人間関係の細やかなニュアンスを捉えることで、彼の演技力の深みを示しています。
ディカプリオは、恋愛映画を通じて、感情の奥深さと人間の脆さを表現することに長けており、そのため彼の恋愛映画は単なるエンターテインメントを超えた芸術作品として評価されています。
レオナルド ディカプリオの髪色
レオナルド・ディカプリオの髪色は、彼の映画キャリアを通じて、その役柄に応じて様々に変化してきました。
彼の初期のキャリアでは、自然な金髪が彼のトレードマークとなっていました。
1997年の「タイタニック」では、彼の金髪が彼の若々しさとキャラクターの自由奔放さを強調していました。
しかし、役柄によってはよりダークな髪色を選ぶこともあり、2002年の「ギャング・オブ・ニューヨーク」では、ダークブラウンの髪色でその時代のニューヨークの雰囲気を表現し、役柄の深みを増しました。
また、2013年の「グレート・ギャツビー」では、1920年代の豪華で華やかな雰囲気を反映するため、再び明るい金髪に戻り、彼のキャラクターの魅力を際立たせました。
ディカプリオの髪色の変化は、彼の演技の幅と役柄へのこだわりを示す重要な要素です。
彼は、映画のビジュアル的な側面にも細心の注意を払い、彼のキャラクターのバックグラウンドや物語の時代背景をよりリアルに表現するために髪色を変えています。
これらの変化は、彼が役柄に没頭するための方法の一つであり、彼の映画に対する真摯なアプローチを物語っています。
ディカプリオは、外見だけでなく、役柄の心理的な側面にも深く入り込むことで、観客に深い印象を残す演技を提供しています。
レオナルド・ディカプリオの出演作品
ボーイズ・ライフ
ギルバート・グレイプ
バスケットボール・ダイアリーズ
ロミオ+ジュリエット
ギャング・オブ・ニューヨーク
アビエイター
ディパーテッド
ブラッド・ダイヤモンド
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
シャッター アイランド
インセプション
J・エドガー
ジャンゴ 繋がれざる者
華麗なるギャツビー
ウルフ・オブ・ウォールストリート
レヴェナント: 蘇えりし者
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ドント・ルック・アップ
レオナルド・ディカプリオのまとめ
- レオナルド・ディカプリオは『タイタニック』(1997年)でトップスターの仲間入りを果たした
- 彼の甘いマスクと卓越した演技力が世界中の女性を虜に
- 日本では「レオ様」と呼ばれ、20年以上経った今もなお世界中が注目するハリウッドスター
- 名前の由来は妊娠中の母がレオナルド・ダ・ヴィンチの絵を鑑賞していた時
- 10歳頃からオーディションを受け、本名のエキゾチックさから「レニー・ウィリアムズ」への改名を打診された経験がある
- 14歳で初めてテレビコマーシャルに出演し、その後テレビドラマでキャリアを重ねる
- 『ギルバート・グレイプ』(1993年)で19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート
- 『ロミオ+ジュリエット』(1996年)でベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞
- 『アビエイター』と『ブラッド・ダイヤモンド』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた
- 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではゴールデングローブ賞を受賞、しかしアカデミー賞は逃す
- 『レヴェナント: 蘇えりし者』(2016年)で4度目のノミネートにしてアカデミー主演男優賞を初受賞
- 演技力と美貌で世界中を虜にし、多様なジャンルの映画で圧倒的な演技力を見せる
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