2021年に劇場公開された『素晴らしき、きのこの世界』の予告編動画は、こちら
きのこや菌類には秘めたる力があり、きのこの応用と効能が今 期待されています。
偉大で神秘的なきのこの力を知ることで、誰もが未来への希望を感じるはず
怪しくも美しい『素晴らしき、きのこの世界』・・・きのこワールドへ ようこそ!
期待される「きのこ」の応用
また食物としてだけでなく、様々な生命の再生や維持、アルツハイマーやがんなどの治療、環境汚染の浄化などに役立つことから、地球上の様々な問題へのきのこの応用が今、注目されています…このきのこの偉大さは、まだ知らない!?
生態系における「きのこ」の役割
「きのこ」の種類でシイタケ、シメジ、マ ツタケなどは、分類学的には担子菌や子嚢菌に属しており、私たちが食べる「きのこ」の本体は菌糸体で地中や木の中にあります。
菌類は普段目にすることがなく目立たないものの、植物や動物の遺体などの有機物を分解して無機物へ還元し、植物の栄養として土へ戻す役割を果たしています。
現在知られている菌類は 8 万種程度であり、まだまだ未知の菌類が沢山あるようです。
驚異と希望のドキュメンタリー
『素晴らしき、きのこの世界』は、全米で大ヒットした“きのこドキュメンタリー”で、本作の鑑賞後にはきのこの秘めたる力を理解し、誰もが未来への希望を感じるはずです!
タイムラプス撮影で仕上げられた映像が、SFタッチで素晴らしい!
怪しげな小宇宙!きのこワールド
『素晴らしき、きのこの世界』で公開される映像はタイムラプス撮影を駆使し、形や大きさ、生態も様々なきのこたちがグングンと勢いよく伸び、傘を大きく広がる様などを捉えた花のような超美麗な世界が広がり、まるでSFのような美しい小宇宙の世界が描かれます!
タイムラプス映像とは、じっくりと時間をかけ 低速度撮影でゆっくり動くものを早回しする撮影法で、天候や星座の動きを撮影するときに使われます。
最強毒キノコ!カエンダケ
きのこには様々な種類と共に、食用と間違えやすい毒キノコも存在します。
赤い、ヒョロヒョロした細い指のような形のキノコ・カエンダケは鮮やかな赤が目立つ毒キノコで、毒々しいというよりは深海珊瑚のように美しく感じる・・・でも触れただけで皮膚が異常を起こし、少量でも食べてしまうと死亡することもある “最強の毒キノコ”。
香りが良く、おいしく食べて身体の為になるきのこもありますが、毒キノコにも気をつけましょう!
超ロングラン!全米で大ヒット
「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積した辛口の映画批評家サイトで、数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。
好意的な批評が多い作品は「フレッシュ・新鮮」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン・腐った」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができます。
韓国映画の名作『パラサイト 半地下の家族』(2019年)は、99%フレッシュの評価です。
有益で、楽しく、ちょっと変わったドキュメンタリー!
本作は、ナショナルジオグラフィックやディズニーネイチャーのドキュメンタリー作品を手掛け、タイムラプス映像のパイオニアと言われる映像作家ルイ・シュワルツバーグが、きのこ・菌類の秘めたる力に迫ったきのこに特化したドキュメンタリー。
キャスト・スタッフ
解説はアカデミー賞俳優であり『キャプテン・マーベル』で知られる、きのこ好きのブリー・ラーソンがナレーションを務めているほか、菌類学者のポール・スタメッツや『フード・インク』(2008年)にも出演したジャーナリストのマイケル・ポーラン、人気フードライターのユージニア・ボーンら様々な専門家が登場し、医療や治療、環境問題などに対する菌類を使った知られざる解決策を明かしていきます。
ドキュメンタリーならではの ”タメになる映画”もオススメ!
きのこドキュメンタリー『素晴らしき、きのこの世界』を観ると、キノコの驚くべき生態、自然界での重要な役割、人間にとって有用な効能などが良く理解できタメになります。
絵画ドキュメンタリー『ヒトラーVSピカソ 奪われた名画のゆくえ』(2019年)は、歴史家や美術研究家、略奪された美術品の相続人や奪還運動に携わる関係者の証言をもとに、ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫る作品で、歴史的にも タメになる映画です!
作品情報
製作国:アメリカ
監督:ルイ・シュワルツバーグ
上映時間:81分
日本公開日:2021年9月24日
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