2020年11月に劇場公開された『炎のドラゴンと秘密の少女』の予告編動画は、こちら
主人公は、ユーチューバーに憧れる少年と孤独な少女。
そんな二人の前に、ドラゴンは現れた・・・そしてドラゴンの存在が明るみに出た時、
ドラゴンと街中を巻き込む大騒動に!ノルウェー発のファンタジック・アドベンチャー。
ドラゴンとは?
怪獣ドラゴンは、ヨーロッパや中東の民話に現れる想像上の生き物で、これまで数々の映画のタイトルやアドベンチャー作品にも登場しました。
恐竜のような体型に翼があり空も飛び口からは火炎を吐き破壊獣ともなって暴れまくり、時には宝物などの守護者となって英雄伝説で活躍しています。
映画では最恐の敵キャラとして登場し、騎士から退治されるパターンが多いが、可愛いドラゴンが活躍する映画もあります。
映画『炎のドラゴンと秘密の少女』は、可愛いドラゴンと子供たちの大冒険を描いた北欧で大ヒットした話題作です!
ドラゴンが出てくる映画などを紹介
怪獣としてのドラゴン映画は『ホビット 竜に奪われた王国』(2014)では、竜に奪われた国を取り戻すために邪悪な竜に立ち向かうホビットの姿が描かれ、『ドラゴンスレイヤー』(1981)は、魔導士の修行を積んだ若者が悪しきドラゴンを退治する作品でした。
邪悪で恐ろしいイメージを備えた怪獣ドラゴンも、時として人間のよき相棒として活躍してくれます。
アニメ映画『ヒックとドラゴン』シリーズは、バイキングの少年とドラゴンの友情と活躍を通して勇気・家族愛なども描き、世界中で大ヒットを記録しました。
映画『炎のドラゴンと秘密の少女』も、ドラゴンと子供たちの友情を描いた良質なアドベンチャームービーです!
『炎のドラゴンと秘密の少女』のあらすじ
小学生のモーティマーは、ユーチューバーに憧れるオタク少年。
サラという女の子はワケあって警察に追われ、モーティマーの空き家に一人で潜んでいた。
ある夜、サラが住む空き家の窓ガラスに「何か」が激突してくる?
よく見ると、その「何か」は子どものドラゴンだった!
その時、モーティマーが偶然空き家にやってくると、ドラゴンと遭遇!
驚いたドラゴンは口から火を噴き、クリスマスツリーを焼き尽くしてしまう!
逃げだしたドラゴンは街を騒動に巻き込むが、ふたりがドラゴンの回収に成功!その後ふたりで相談して、誰もいない学校にドラゴンをかくまうことにした。
しかし、モーティマーがユーチューブ配信するところを見て学んだドラゴンが、なんと!自分の姿を配信してしまう!
そのユーチューブの再生回数は瞬く間に巨大な数字をたたき出し、配信を観たメディアと特殊部隊が学校を取り囲んでしまう。
サラとドラゴンを人間の世界から守るために、モーティマーは大きな決断をする…。
それは、いにしえのドラゴンを元の世界へ戻す事だ!
『炎のドラゴンと秘密の少女』のキャスト
主人公の二人を、イーヴェル・アウンヴ・サンダムーサとイシャ―・ザイナブ・カーンが演じ、「ヒトラーに屈しなかった国王」のアンドレス・バースモ・クリスティアンセンと「ナチスが最も恐れた男」のキレ・ハウゲン・シドネスが顔を揃えています
『炎のドラゴンと秘密の少女』のみどころポイント
予想外的に、ハラハラとドキドキの冒険が詰まった良作です。
子供たちの熱き友情も良く描かれ、映像も北欧らしくPOPで素晴らしい!
ファンタジーなのに難民問題もそれとなく描かれており、社会問題も融合されています。
ドラゴンも愛嬌があり、パソコンのキーボードを爪でたたき自分の姿を動画配信するほど学習能力が高いドラちゃんでした!
作品情報
- 製作国:ノルウェー
- 監督:カタリーナ・ラウニング
- 上映時間:82分
- 劇場公開日:2020年11月13日
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