2019年10月に劇場公開された『クロール 凶暴領域』の予告編動画は、こちら
その家の地下室には、洪水で大量発生したワニが侵入し、テリトリーを作っていた。
『クロール 凶暴領域』は、最大級のハリケーンに見舞われたフロリダを舞台に、凶暴なワニの巣窟と化した家に閉じ込められた父娘の運命を描いたサバイバルスリラー!
最大級のハリケーン襲来!
風速135ノット以上! カテゴリー5の巨大ハリケーンがフロリダに襲来した。
大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父親が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知る。
父を捜しに実家へ向かったヘイリーは、地下室で重傷を負って気絶している父を発見した・・・しかしその瞬間!背後から「何モノ」かに襲われ、地下室の奥へと引きずり込まれてしまう。
そこは、凶暴領域!
背後から襲ってきたのは、巨大なワニ! ヘイリーは右足を負傷してしまう。
家の地下室には、ハリケーンの洪水による氾濫で周囲に生息していたワニが大量に侵入していたのだ!
しかも大量のワニはテリトリーを形成し、凶暴化していた・・・そこはワニがウジャウジャいる凶暴領域
ワニ対女性のガチンコ勝負!
浸水のタイムリミットが迫る中、大量発生しワニのテリトリーとなった思い出の我が家から、ワニと闘い負傷した父とともに脱出を図る女性の姿が描かれる。
『クロール 凶暴領域』は、最大級のハリケーンに見舞われたフロリダを舞台に、凶暴なワニの巣窟と化した家に閉じ込められた、父娘の運命を描いたサバイバルスリラー。
ワニに襲われるパニック映画!
凶暴な動物に襲われるパニック系の映画では、サメに次いでワニがメジャーな題材となっており、これまでいろんなワニ映画がつくられてきました。
ワニは水陸両用の最強の爬虫類で、地上では時速18kmで移動できるが 水中では時速32.18kmで進むことができるというツワモノの捕食者で、サバイバル映画にピッタリ!
異色のワニ映画を紹介
2008年に公開された『ブラック・ウォーター』は、実話を元にしたワニパニック映画で、マングローブの森で釣りをしていたらワニの襲撃でボートが転覆し、なんとか木に上るも、そこから逃げられなくなってしまった観光客のサバイバルを描いています。
『カニング・キラー 殺戮の沼』(2007年)は、東アフリカに取材に行ったテレビクルーたちが、現地の独裁者と人喰い巨大ワニの両方から逃げることになるという異色のパニックアクション映画で、ワニ版「アナコンダ」のような壮絶なサバイバルが展開されます。
ワニ・シチュエーションスリラー!
タイ産のワニ映画『TFE POOL ザ・プール』(2018年)では、男女が「水を抜かれた深さ6mのプールから上がれなくなり、さらに下水管を通ってワニまで現れる」という、ワンシチュエーションスリラーで、最後までノンストップでワニの恐怖が描かれます。
巨大ワニに襲われる親子のサバイバル!
本作『クロール 凶暴領域』では、ハリケーンで浸水した一軒家の中で、巨大なワニに襲われる親子のサバイバルを描き、ものすごい力で引きずり倒され、鋭い牙で身体の肉に食らいつかれる恐怖をリアルに体感できます。
監督は2006年に日本公開『ハイテンション』で、多くの映画ファンの注目を集めたアレクサンドル・アジャ。
『クロール 凶暴領域』は、巨大なワニの暴れっぷりやアクションも見どころですが、ハリケーンの直撃する町に主人公が向かわなければいけない理由や、地下室脱出までのタイムリミットの設定、更に地下室から動けない理由など、一見モンスターが暴れまわる映画と見せて、物語が進むにつれて危険度は増しタイムリミット・サスペンスの様相を帯びてくる・・・。
『クロール 凶暴領域』のあらすじ
米国南西部に、巨大なハリケーンが襲来した。
大学競泳選手のヘイリーは、直撃を受けたフロリダで一人暮らしをしている父と連絡が取れなくなり、急ぎ実家へと向かう。
ヘイリーと父は、あることが原因で疎遠になっていたのだ。
父を捜しに実家へ向かったヘイリーは、地下室で重傷を負って気絶している父をようやく発見した。
しかしその瞬間、背後から「何モノ」かに襲われ、地下室の奥へと引きずり込まれてしまう。
背後から襲ってきたのは巨大なワニで、ヘイリーは右足を負傷してしまった。
洪水による氾濫で、家の中には周囲に生息していたワニが大量に侵入していたのだ。
果たして浸水のタイムリミットが迫る中、大量発生したワニのテリトリーとなった我が家から、ヘイリーは負傷した父とともに脱出できるのだろうか!?
『クロール 凶暴領域』のキャスト
カヤ・スコデラリオ、バリー・ペッパー、モーフィッド・クラーク、ヘイリー・ケラー、エリオット・グリーンバーグ、アンソン・ブーンなどが出演。
凶暴なワニがウジャウジャ登場!
本作は巨大なハリケーンですら恐怖なのに、凶暴なワニがウジャウジャ登場し、これぞ本当のワニワニパニック! 抱っこされて一緒に逃げるワンコもいつ喰われるかと心配 心配!
ゆっくりした動きから突然素早い動きで噛みついてくるワニの動きや、獲物に噛みついたワニが水中に引きずり込む時、自分の体をローリングさせるシーンもリアル! ワニの回転はデスロールと呼ばれ、獲物を動揺させて仕留めるのデス。
『クロール 凶暴領域』は、メジャーな”サメ映画”に決して負けないワニの凶暴さと、浸水からの脱出を図るサバイバルサスペンス満載の作品です。
作品概要
製作国:アメリカ
監督:アレクサンドル・アジャ
上映時間:87分
劇場公開日:2019年10月11日
コメント
コメント一覧 (1件)
監督が『ピラニア』を見事に復活させたアレクサンドル・アジャで、製作がサム・ライミって時点でワクワクが止まりませんでした。しかもワニ×災害モノなんて面白いに決まってる!
かなりハードルを上げて観てしまったのですが、内容も実に良く出来た大傑作で、個人的にはベスト・ワニ映画になっています。