SF映画の金字塔『ブレードランナー』のあらすじと感想【ネタバレなし】

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映画「ブレードランナー ファイナルカット」の予告編動画

1982年公開の「ブレードランナー」を2019年に”編集バージョン”として「ブレードランナーファイナルカット」が公開された。

画質・効果音の精度を向上や未公開シーンの追加、当時の映像を現在のデジタル処理の修正により効果的な映像の演出もある。

21世紀初頭、人間に服従する人造人間のレプリカントは、感情が芽生え脱走した!

そんな脱走レプリカント達を見つけ出し「抹殺」するのが、専門捜査官の任務であった。

『ブレードランナー』は、人造人間レプリカントとレプリカント専門捜査官・ブレードランナーとの攻防を描いたSF映画。

SF映画の金字塔!

本作は、SF作家フィリップ・K・ディックの古典的名作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映画化し、放射能で汚染され酸性雨が降りしきる2019年のロサンゼルスが舞台。

K・ディックの原作は、まさしくSF小説の金字塔とも呼ぶべき偉大な作品で、21世紀に入ってからのハヤカワ文庫SFで売り上げベスト1位を誇っています。

1982年に公開された『ブレードランナー』はサイバーパンクの走りであり、その後のSF映画のみならず映画界全体に多大なる影響を与えたSF映画の金字塔的作品です。

劇場公開時には大コケ!?

本作はリドリー・スコット『エイリアン』の次に制作したSF作品ですが、公開当時は暗く退廃的なイメージの内容と言う事で批評家受けも良くなく、予想に反し大コケしました。

しかし一部の熱烈なファンやマニアから支持され評価も高まり、その後はSFのカルトムービーとして知名度をあげていきました。

本作は、ヒューゴー賞最優秀映像作品賞・ロサンゼルス映画批評家協会賞などを受賞し、

2018年度キネマ旬報では「1980年代外国映画ベスト・テン」で第1位に輝きました。

映画「ブレードランナー」のあらすじ

ブレードランナーの追跡が始まる!

近未来の地球…環境汚染の為人類は宇宙へと進出し、惑星移住が可能になった。

人類は未開の惑星で危険な作業に従事させるため「レプリカント」というアンドロイドを作り、過酷な環境で奴隷のように酷使していた。

レプリカントは外見が人間そっくりだが、感情というものを持たない人造人間。

しかも、製造後数年たつと感情が発生する為、4年の寿命をセットされていた。

ある日、「レプリカント」たちが謀反を起こし、ロサンゼルスにネクサス6型という男女4体が植民地惑星から逃亡してきた…最新モデルの為、発見が難しい?

彼らを抹殺する特任捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。

感情を持ち、自由を求めて人類へ戦いを挑んだレプリカントとの戦いが始まった!

画期的な未来描写!

本作で画期的なのは綿密に構築された独自の世界観にあり、映画のセットは工業デザイナーの第一人者、シド・ミードを起用し、登場する車両から建築や都市景観に至るまで、未来世界すべてのプロダクトデザインを彼に任せました。

『ブレードランナー』は、スタイリッシュで超モダンな近未来デザインを背景に、放射能で環境汚染され混沌と化した未来世界も描かれています。

映画「ブレードランナー」のキャスト

主演にハリソン・フォード、他、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナ、エドワード・ジェームズ・オルモス、ジョアンナ・キャシディなどが共演。

2017年には前作から30年後の2049年を舞台に『ブレードランナー2049』がライアン・ゴズリングの主演で公開されました。

映画「ブレードランナー」の見どころポイント

正に、精密に組み込んだSFの世界観と超モダンな美の概念が融合した作品!

酸性雨降る混沌とした未来の街に、新宿の歌舞伎町がモデルという芸者さんが映ったネオンサインなど、シュールな街並みが印象的。

愁いに満ちたハリソン・フォードもいいが、レプリカント役の青い瞳のルトガー・ハウアーと冷たい美しさを宿したショーン・ヤングが圧巻の存在感を示している。

単なるアクションではなく、せっかく感情が芽生えたのに4年の寿命しかないアンドロイドの悲しさも切々と描かれています…。

映画「ブレードランナー」のレビューを調べてみた

遅くなりました。ありがとうございます。映画は昔よく見てました。ブレードランナー は原宿PARCOのシド・ミード展行きました。よろしくお願いいたします🙇

エイリアン(1979)、ブレードランナー(1982)のせいで、その後の人生がだいぶ決まってしまった気がする。 美人だと思う人 → シガニー・ウィーバー(リプリー) かっこいいと思う人 → ハリソン・フォード(デッカード) なりたい人 → ルトガー・ハウアー(ロイ) 幼少期の映画ってホント大事。

「ブレードランナー2049」ですかね。 中学生の時に見たのですがストーリーが殺伐としてて終始うわ、、てなってました。 ただあれをあのタイミングで見れたお陰でそういう映画に耐性がついたので良かったのかもなあ。と。

神林長平『我語りて世界あり』とか『プリズム』あたりを読んでおくとAIについての妄想が高まるにゃ٩(=^q^=)۶あとはとりあえず映画『ブレードランナー』と小説『ニューロマンサー』を古典の教養として押さえておけば、おっさんたちが世界がどうなるかと幻想を抱いていたのか理解できりゅ

映画「ブレードランナー」の作品情報

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