2022年7月に劇場公開された『ブラック・フォン』の予告編動画は、こちら
そして、その少年は学校の帰り道に、黒いバンに無理やり押し込められ連れ去られた!『ブラック・フォン』は、「透明人間」「ゲット・アウト」など優れたスリラー作品を世に送り出してきた気鋭の制作会社ブラムハウス・プロダクションズのサイコ・スリラー
断線した黒電話
少年フィニーは学校の帰り道に連続誘拐犯によって地下室に閉じ込められてしまう・・・そして、血で汚れたガランとしたその室内には、断線し使われていない「黒電話」があった。
すると突然! 目の前の断線しているはずのブラック・フォンが鳴り響く!?
密室に断線したはずの電話が鳴り響く
どこから かかってきたのか?・・・その電話の主は、この部屋の恐怖と真実を知る者からのメッセージだった! そして、黒電話に出なければ、この部屋からは出られないのだ!
果たしてこの部屋の恐怖と真実を知る電話の相手とは・・・一体誰なのか?
死者からのメッセージ?
その声は、かつて殺人鬼グラバーの被害に遭い死者となった少年からの電話だった。
その後も黒電話は鳴り続け、電話をとるとグラバーの被害者だった少年・少女から、監禁から脱出するための方法が助言される・・・彼は死者の声の助けを借りて、犯人に立ち向かう!
恐怖が同時に進行する!
誘拐され殺人鬼の恐怖と死者から連絡が届く黒電話の謎とは? 少年を監禁する殺人鬼の目的は? 妹の少女が見る夢の正体とは?・・・謎と共に恐怖が同時に進行していく!
『ブラック・フォン』は、サイコパスに 超自然のスーパーナチュラルやサイキックといった様々な要素が同時進行的に繰り広げられる・・・電話が繋ぐ以心電信のサイコ・スリラー!
原作はジョー・ヒルのデビュー短編集
原作の「黒電話」は、アメリカのホラー&グラフィックノベル作家ジョー・ヒルの2005年発表のベストセラ―短編集「20世紀の幽霊たち」に収録されたホラー小説です。
ジョー・ヒルは、ホラー小説界の巨匠スティーヴン・キングの息子さんですが、著名すぎる父の影響を気にして名前をジョー・ヒルとして完全に関係性を隠して活動している様です。
『ブラック フォン』 怖い映画か?
サスペンス映画で霊と電話する事でストーリーが進みますが、怖い映画ではないです。
『ブラック フォン』 は、年齢制限があるの?
PG12の制限があります。
話題の制作スタジオ・ブラムハウス!
監督は『ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ』(2000年)、『エミリー・ローズ』(2005年)、『フッテージ』(2012年)、『NY心霊捜査官』(2014年)など、監督と脚本を兼任することが多いスコット・デリクソンで ホラー映画界のリードランナーの一人です。
イーサン・ホークとは『フッテージ』からの、2度目のタッグを組むことになります。
2016年には『ドクター・ストレンジ』を手がけ、大作監督として大成功を収めました
『ブラック・フォン』のあらすじ
その部屋には断線した黒電話があるだけ!
アメリカ・コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの行方不明事件が頻発していたが、警察はなかなか犯人を捕まえられずにいた。
気が小さい13歳の少年フィニーは、ある日の学校の帰り道にマジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられたが、そのまま誘拐されてしまう。
フィニーは気が付くと地下室に閉じ込められており、そこは防音の密室で鍵のかかった扉と鉄格子の窓・・・そして断線した黒電話があった。
すると突然!フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。
フィニーが受話器を取ると・・・彼の後ろには少年の亡霊らしき姿が現れる?
過去に行方不明となり死者となった少年たちは悲しい真実を伝え、死して自分たちにおこったことがフィニーに起こらないように忠告する。
一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという・・・そして夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。
果たしてフィニーは、死者たちの助けを借り 無事部屋から脱出できるのか!?
キャスト
連続誘拐犯を『パージ』、『ガタカ』などのイーサン・ホークが怪演し、不気味なマスク姿でおどけて見せる姿など異様な光景が次々に映し出される。
他、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、ジェレミー・ディヴィス、ジェームズ・ランソン等が出演。
もはや化石の黒電話☎?
☎・黒電話は、日本では1952年以降に一般電話加入者に提供された回転ダイヤル式電話機で、その名の通り全体が真っ黒で、受話器が大きく武骨だが よく見ると味のあるデザインです・・・元祖電話マークは☎なのに 今では📞となっています。
映画原題の「ザ・ブラック フォン」はオーソドックスな黒電話のことですが…なんか新しいスマホの製品名みたい?
『ブラック・フォン』は、サイコ・スリラー映画でありながらホラー的な雰囲気もあり暗い部屋でみると、なお雰囲気が上がりますヨ!・・・その時、オフにしていた携帯が鳴り響く!
作品概要
製作国:アメリカ
監督:スコット・デリクソン
上映時間:104分
日本劇場公開日:2022年7月1日
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