2016年に劇場公開された『キング・オブ・エジプト』の予告編動画は、こちら
王座をめぐる神々の争いに巻き込まれた人間の青年の、大冒険が展開する。
『キング・オブ・エジプト』は、神話の神々がオールキャストで大暴れする体感型アトラクションムービー
豪華絢爛なアドベンチャー!
古代エジプトを舞台としたアドベンチャー映画は、ハラハラドキドキ感に溢れています!
『キング・オブ・エジプト』も、『インディ・ジョーンズ』や『ハムナプトラ』といった人気冒険シリーズのワクワク感に『タイタンの戦い』や『インモータルズ 神々の戦い』で描かれた神々の愛憎劇をミックスした、豪華絢爛にしてダイナミックな冒険スペクタクルが描かれる。
神殿で宝物奪還、太陽の絶壁制覇、動くピラミッドへ進入、スフインクスの謎かけなど過酷なミッションの連続・・・まさにアトラクション体感型というべき、スペクタクルムービー!
襲い来る巨大コブラとスフインクス!古代エジプトの舞台で繰り広げられる壮絶な戦闘シーンは、アトラクションに乗っている様な臨場感と迫力!
そして、神VS神のバトルシーンでは、ホルスは金色のハヤブサに セトは黒い獣に変身して戦うシーンは見ごたえ十分! フルCGのクオリティーも素晴らしい!
エジプトの神・セト神とは?
古代エジプトの神々では、太陽神ラー、アヌビス神などが登場しますが セト神は 元来上エジプトの神だったが新王国後期以後に砂漠に追放され 無秩序と暴力の化身である邪神となった!…その後オシリスを殺して王位につき 意に沿わない神々を次々と殺し民を奴隷として君臨したのです。
ホルスは王権の守護神とされ、大空を飛ぶハヤブサの姿からイメージされた天空神。
舞台は古代エジプトの王宮なので、目にする装飾や背景がひたすらゴージャス!
神様の流れる血が黄金だったり、戦う時メタリックゴールドの「超合神」にトランスフォームしたりと、全体のトーンが ピカピカ派手派手の仕立てで、古代エジプトの壮大な世界観を見事に表現しています。
『キング・オブ・エジプト』の見どころは、王位継承の座を追われた神と人間がタッグを組み 暴君を打ち砕こうと冒険と戦いを繰り広げる 異色バディものとしての魅力があります。
最初は反目していた2人が、試練を乗り越えながら互いを信頼し合う…という よくある話
だが、若く熱意と行動力が武器の人間ベックと、王位継承者としての驕りを持つホルスが神と人間の垣根を超えて黄金の友情を育むストーリーが描かれる。
世界20カ国オープニング興収NO.1を記録!
監督は『アイ・ロボット』『ノウイング』など数々のSF超大作を手がけたアレックス・プロヤス監督が、持ち前のビジュアルセンスをフルに駆使し 壮大なファンタジーに仕上げています。
アレックス・プロヤス監督は、エジプト出身の映画監督で 独特の作風でカルト的人気を誇り、数多くの国際映画賞も受賞しています。
『キング・オブ・エジプト』のストーリー
未知なる冒険への旅へ
神と人間が共存する古代エジプト。
その世界は、神と人間が共存し「生命の神」オシリス王の統治により繁栄を誇っていた
しかし、弟セトのオシリス謀殺により王座は奪われてしまった。
そして、オシリスの子ホルスも、王位継承の座と視力をセトに奪われた。
圧倒的な軍事力を駆使し、不当に王座を奪った砂漠の神・セトは、意に沿わない神々を次々と殺し、民を奴隷として酷使した。
ある日、盗賊の青年ベックは、セトが築いた神殿の宝物庫に忍び込み“神の眼”と呼ばれる輝く球体を盗み出す。
それこそが、正当な王位継承者であった天空の神・ホルスの眼であった。
ホルスはセトへの復讐を果たすため、ベックは死者の国に導かれた恋人ザヤを救うため、二人は未知なる冒険に旅立つ。
果たして、ベックはホルスともに愛するザヤを救い出し、神の眼を手にすることができるだろうか?
『キング・オブ・エジプト』の俳優・出演者
登場人物
主人公ベック役に『マレフィセント』のブレントン・スウェイツ、ベックの恋人役ザヤに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートン。
『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのニコライ・コスター=ワルドウ、『300スリーハンドレッド』のジェラルド・バトラーらが脇を固める。
「キング オブ エジプト」の神一覧
非常にたくさんの神々が出てくる事から一覧にまとめてみました。
参考にしてみてください。
名前 | 役割 | 情報 |
---|---|---|
オシリス | 冥界(めいかい)の神、 冥府(めいふ)の神 | ゲブ(父)とヌト(母)の息子 イシス、セト、ネフティスは兄弟になる |
イシス | 豊穣(ほうじょう)の女神 | ゲブ(父)とヌト(母)の娘 |
ホルス | 天空の神 | オシリス(父)とイシス(母)の息子 |
セト | 戦争の神 | ゲブ(父)とヌト(母)の息子で次男、三男 オシリス(兄)とイシス(姉、妹)ネフティス(妹)を兄弟にもつ |
トト | 知恵を司る神 | セシャトが妻である |
ハトホル | 愛と美の女神 | ラー(父)は、配偶神でもあり、他にホルス、セベク、アヌビスの夫をもつ |
ラー | 太陽の神 | |
アヌビス | 冥界の神 | 「聖地の主人」、「自らの山に居る者」、「ミイラを布で包む者」などの異名を持つ |
ネフティス | 葬祭の女神 | セトが夫である。 |
アスタルト | 豊穣多産(ほうじょうたさん)の女神 | |
アナト | 愛と戦いの女神 |
神話に出てくる神々の関係は、非常に複雑で、例えば『冥府の神』は、誰かとなると「ハーデス」と答える人もいるかもしれませんが、ハーデスは、ギリシャ神話での『冥府の神』になります。
オシリスは、エジプト神話での『冥府の神』となります。
『キング・オブ・エジプト』の吹き替え
吹き替えは、2種類あります
地上波で放送された際の評価は、イマイチ?
地上波で放送された際に「Kis-My-Ft2」の玉森裕太さんがベック(ブレントン・スウェイツ)役を永野芽郁さんがザヤ(コートニー・イートン)役を吹き替えで演じていますが、やはり本業が俳優と言うこともあり、声優さんに任せるべきだったのでは?との声もあるようです。
『キング・オブ・エジプト』の見どころ
牙をむく巨大なコブラや、謎かけをしてくるスフインクスと宇宙の悪魔等々・・・ありえネ~ほどの怪物が次から次へと襲ってくる。
何はともあれ、本作は問答無用のド派手すぎるスペクタクルが展開される。
特に 神同士が戦うとき、予想外の“超変身”と圧倒的なバトルにクギづけ!
荒唐無稽なストーリーに 突っ込みどころも満載だが、それを上回るパワーと娯楽性に富んだとっても楽しめる作品です。
スフィンクスのなぞなぞ
スフィンクスは、さまざまな神話に登場します。エジプト神話、ギリシア神話、メソポタミア神話など・・・。
そんなスフィンクスが出すなぞなぞです。
朝は4本足、昼は2本足、夕は3本足。この生き物は何か?
一度は、聞いた事のあるなぞなぞです。答えは、「人間」になります。
劇中内で使われるなぞなぞは、以下の内容になります
過去になく、未来に存在し、今は存在しないが、人々が存在すると信じているものは、なんだ?
少し難しいですね。答えは、「明日」になります。
作品情報
製作国:アメリカ
監督:アレックス・プロヤス
上映時間:127分
日本劇場公開日:2016年9月9日
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