2022年に公開された『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロ―』の予告動画
売れない俳優の男は、偶然新作のヒーロー映画「バッドマン」の主役に起用された。
しかし、彼は事故に遭って頭を打ち記憶を失ってしまう・・・目覚めた時身に着けていたコスチュームを見て彼は叫ぶ! ”そうか!俺はスーパーヒーローだったのか!” あ~勘違い。
バットマンではなく「バッドマン」?
闇のヒーロー「バットマン」は、悪がはびこる犯罪都市・ゴッサムシティで犯罪者を退治するスーパーヒーローだ!
鳴かず飛ばずで、うだつの上がらない俳優のセドリックは、偶然にしてヒーロー映画『バットマン』のフランス製・バッタモン映画『バッドマン』の主役の座をつかんだ。
その矢先、撮影用のバッドモービルで公道を走行中、事故を起こしてしまう。
その男・・・勘違いヒーロー!
俺は無敵だ!『バットマン』を思わせる黒コスチューム姿の、勘違いヒーローが登場。
事故に遭い記憶喪失後、バッドスーツのまま目覚めた俳優は 勘違いのスーパーヒーローとして覚醒し、銀行強盗を追い詰める。
本作は、ハリウッドのアメコミヒーロー作品をリスペクトしながらも、見覚えのある数々の名場面に笑いを加えてフレンチ風アクション・コメディに仕上げました。
アメコミヒーローの完全パロディで、酷い程の色々なキャラが登場し軽薄で楽しい!
そしてまさか…あの“インポッシブル” な超大物ハリウッド俳優までカメオ出演か!?
ハリウッドに挑戦!フランスで大ヒット
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロ―』は、コロナ禍のフランスで公開後 その笑いで人々に勇気と笑顔を届け 見事No.1大ヒットを記録 !
これがスーパーヒーロー映画なの? 本作は下ネタ多めなのに、不思議と下品さは感じられないお下品なフレンチタッチが本作の良いところ?
日本の大人気漫画「シティーハンター」を、フランスで実写映画化した『シティーハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション』は、日本とフランスで大ヒットを記録!
モッコリで!?抱腹絶倒のアクション・コメディが描かれました。
「シティーハンター」で監督と主演を務めた、フィリップ・ラショーとお馴染みの面々が再び集結し、史上最低のスーパーヒーロ―を繰り広げる!
フランスのコメディ俳優フィリップ・ラショーは、『世界の果てまでヒャッハー!』(2015年)など数々の大ヒット作品を監督・主演し、単にコメディ俳優のみならず・監督・脚本家・プロデューサー・アニメータ等で活躍する才人です。
そして「シティーハンター」では、役作りの為に約8カ月で筋肉を8kg増量して撮影に臨んだプロフェッショナルな俳優さんなのです。
『バッドマン』では、勘違いヒーローを大真面目に?しかもカッコよく?演じています。
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロ―』のあらすじ
セドリックは警察署長を務める父の反対を押し切って、夢であった俳優になったものの、鳴かず飛ばずの状態が続いていた。
そんなある日、セドリックは新作映画『バッドマン』の主役バッドマン役に抜擢された!
それは“バッドモービル”に乗って宿敵“ピエロ”と戦う「バッドマン」の活躍を描いたヒーロー映画で、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学んで撮影に臨んだ。
撮影初日を無事に終えようとした頃、妹から父が倒れたという連絡が入る。
慌てたセドリックは、映画衣装のバッドスーツを着たままバッドモービルに乗って病院へと急行するが、その途中で事故に遭ってしまう。
やがて目を覚ましたセドリックは、自分の名前も過去の記憶も失っていた・・・記憶喪失!
記憶をなくした彼は、車内にあった着衣などから自分を“バッドマン” その人だと思いこみ ”俺は、スーパーヒーローだったのか!” と 勘違いしてしまう?
そして俺はバッドマンだと思い込んだセドリックは、様々な大騒動を巻き起こしていく。
彼の妹は言う・・・”兄貴は、自分がバッドマンだと完全に思い込んでるワ!”
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロ―』のキャスト
フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、タレク・ブダリ、エロディ・フォンタン、アリス・デュフォア、ジャン=ユーグ・アングラード、アムール・ワケドなどが出演。
パロディ&ギャグに下ネタ満載!
主人公のバットマン風のスーツやマスク、ガジェットも良くできていて見た目はカッコ良くスーパーヒーロ― の趣あり、派手なアクションを伴った連鎖ギャグが冴えている!
下ネタのテンコ盛りに加え、トム・クルーズやノートルダム寺院までパロディに使っているのには・・・さすがに「こんなのアリ?」と思うほど!
何も考えず、ライトなギャグや下ネタで笑いたい人にはウケること間違いなしの作品!
作品概要
製作国:フランス・ベルギー合作
監督:フィリップ・ラショー
上映時間:83分
劇場公開日:2022年7月15日
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