2021年3月に劇場公開された『ディープ・コンタクト』の予告編動画は、こちら
その町は地図から消された町・・・そこは、昔火災で消滅し1000人もの人が姿を消したと言われた炭鉱のあった場所だった。
そして地下坑道には未知なる地下生物が潜んでいた! 『ディープ・コンタクト』は、禁断の領域で待ち受ける恐怖を描いたクリーチャー・ホラー
その場所は、地獄の釜の底
調査に訪れた地質学者たちは、山脈の奥深くに存在する その炭鉱跡を発見する!
だが、地下坑道の奥の底には恐怖と絶望が待ち受けていた・・・彼らは地獄の釜の底にいる。
絶望は奥深くに潜んでいた!
その坑道にはなぜか稼働中の電気フェンスがあり、地下からは悲鳴のような音が聞こえてくる? すると突如!何かによって 一人が地下の奥深くへ引きずり込まれてしまった!
彼らが調査の為掘削したことにより、地の底に潜む謎の生物が目覚めたのだ!
そして 足を踏み入れると二度と出られない・・・禁断の領域で待ち受ける恐怖とは!?
キャストに『アルマゲドン』(1998) に出演していた個性派俳優ウィル・パットンも出演。
謎の地下生物出現!
同様に謎の地下生物を描いた映画に『トレマーズ』という映画があります。
『トレマーズ』は、地中を移動しながら獲物を襲う謎の巨大生物「グラボイズ」とそれに立ち向かう人々の攻防をコミカルに描いたストーリーで、「グラボイズ」が移動する時は土が盛り上がるので、そのシーンは、まさに地上版「ジョーズ」のような迫力!
1990年公開の『トレマーズ』は第1作目からシリーズを重ねる毎に「グラボイズ」が進化し全7作が製作されるほどの、地下モンスター人気シリーズともなりました。
地底の異世界の謎と生物?
ルーマニア南部の荒野で偶然発見された「モーヴィラ洞窟」は550万年間完全に遮断されていた洞窟だが、その洞窟内にはヒル、蜘蛛など48種類の生き物が発見され独自の生態系が確立されていたのです。
底深い地底の異世界には今なお、未知の生物が潜んでいるかも知れませんね。
洞窟パニックホラー系の作品
怪物クリエィターが創造した身の毛もよだつ、コウモリのような怪物の姿は必見です!
2006年公開の『ディセント』は、女性6人が洞窟探検中に落盤事故で出口をふさがれ迷宮のような洞窟に閉じ込められた後に、謎のモンスターに襲われる恐怖が描かれました。
『ディセント』は、この作品の世界的大ヒットで、当時無名だったニール・マーシャル監督を一気にホラー映画界の旗手に押し上げた伝説のホラー作品です。
洞窟探検と地底モンスター
洞窟探検映画には、未知の世界で起こる探検者たちの危機を描くパニック的なものと、そこにモンスターを登場させる2つのパターン映画があります。
地底から現れる洞窟生物は、それなりの殺傷能力を持っているし 暗い世界で生きてきたため、人間よりも視覚と聴覚が優れていてなかなか厄介な相手です。
『ディープ・コンタクト』で登場するクリチャーは「痺れ毒」で人間を麻痺させ、地底に引っ張り込む能力があるのです。
地下生物が登場する洞窟モンスターホラーは、新しいジャンルになりえるのでしょうか?
『ディープ・コンタクト』のあらすじ
坑道に潜むモンスター?
地質学者たちは科学調査のため、数々の不可解なことが起こっているシュックムヒルズの炭鉱町に向かう。
その場所では死者33名、行方不明者162名という史上最悪の被害を出した炭鉱火災があり、その後も数十年間燃え続けていた。
更に別の理由で、1000人の住民が突如姿を消したといわれていた。
40年間、地図から消された町で何が起こったのか?
町に向かう途中、近くの住人に炭鉱の場所を聞くと不穏な空気に包まれた。
ただならぬ気配を感じながらも、アパラチア山脈の奥深くに足を踏み入れると炭鉱跡を発見する…。
そこにはなぜか稼働中の電気フェンスがあり、地下からは悲鳴のような音が聞こえてくる。
すると突如!何かによって一人が地下の奥深くへと引きずり込まれてしまう。
仲間を助けるために 地下坑道に降りた彼らは、そこで驚愕の恐怖に遭遇する!
キャスト
エイダン・カント、ウィル・パットン、ジョナサン・サドウスキ―、ネイサン・フィリップス、アリシア・サンズ、ウィリアム・マーク・マカローなどが出演。
クリチャーの評価?
ラストでようやく登場したモンスターは、顔が全部口になっていて、開くと花弁のような形になります・・・口をパット開けると牙だらけ!
長い地下暮らしの生物なのでモグラ系の動きがあり、クリチャーとしての恐怖度評価はやや低めで、低予算クリチャーの評価!?
未知の洞窟には、全く予想できない恐怖や危険が存在する・・・という作品。
作品情報
製作国:アメリカ
監督:ブラッド・パーカー
上映時間:89分
日本劇場公開日:2021年3月5日
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