1968年に劇場公開された『猿の惑星』の予告編動画は、こちら
地球から320光年の長い宇宙での旅の末…宇宙飛行士たちは とある惑星に不時着した。
そこでは、言葉を話す猿たちが人間狩りをしていた
ここは「猿の惑星」??
『猿の惑星』は、約50年経った今でもSF映画の金字塔として、燦然と輝き続ける大傑作
そこは、猿が人間を支配する世界
宇宙船で恒星間飛行を実現した人類は不時着した惑星で、驚くべき光景を目にする
この惑星の支配種族は 何と!喋り、武器を操る猿たちであった。
そして人間は、猿に狩りたてられる存在でしかなかったのだ…猿が人間を支配する惑星。
衝撃的な人間の未来
映画『猿の惑星』は、SF小説を原作とする『猿の惑星』シリーズ・全5作の第1弾作品で人間と猿の立場を逆転させた物語と、世界中に衝撃を与えたラストシーンは必見!
あまりにも有名な衝撃のラストシーン
本作のラストでチャールトン・ヘストンが呻き叫ぶ!”愚かものたちめ!なんということをしてくれたんだ!!”
それは猿たちに対しての罵声ではなく、愚かな過去の人間たちへの罵声でした…ショッキングなラストシーンは、今なお色あせない 素晴らしい オチです!
『猿の惑星』シリーズ・全9作品
1968年に公開された『猿の惑星』は、斬新な設定とショッキングなラストで世界的にも大ヒットしシリーズ化され『続・猿の惑星』(1970年)、『新・猿の惑星』(1971年)、『猿の惑星・征服』(1972年)『最後の猿の惑星』(1973年)の計5作が公開されました。
その後ティム・バートン監督が『PLANET OF THE APES/猿の惑星』で再映画化し、新たなリブート版は『猿の惑星・創世記』『猿の惑星・新世紀』『猿の惑星・聖戦記』の計4作。
『猿の惑星(1968年)』のあらすじ
そこは猿が支配する「猿の惑星」
地球から320光年の長い宇宙での旅の末、4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船は、とある惑星の湖上へと不時着水した。
船長のテイラーら宇宙飛行士たちは陸に上がった時、驚くべき光景を目にする。
そこでは、なんと!馬を操る猿が人間を狩り、追い詰め、捕らえていたのだ!
猿に捕えられたテイラーは、チンパンジーのコーネリアスとジーラの協力を得ながら、口のきけない人間の女性・ノバと決死の逃亡を図る。
人間を狩り猿が支配する、この「猿の惑星」の秘密とは何なのか?
逃亡の先には猿たちから「禁断地帯」と呼ばれ、足を踏み入れてはいけない場所があった。
そしてテイラーが海岸の砂に埋もれたモノを発見した時、それは「人類の結末」であった!
彼は呻き 叫ぶ!”愚か者たちめ!なんということをしてくれたんだ!!” ……と。
キャスト
船長テイラー役をチャールトン・ヘストン,ノバ役をリンダ・ハリソン、他にロディ・マクドウォール、キム・ハンター、モーリス・エヴァンス、ジェームズ・ホィットモア、ジェームズ・ディリーが出演。
みどころポイント
本作では猿と人間の立場が逆転し、猿から ”人間は臭い、汚い、病気が感染する”と罵声を浴びる演出は皮肉たっぷり!…更に “人間は愚かである”という、ラストに繋がるのデス。
劇中の裁判シーンで関わりたくないという態度を、3匹の猿それぞれが「見ザル」「言わザル」「聞かザル」のポーズをとっています…三猿のモチーフはSF作品にも使われている?
『猿の惑星』は、SF映画の大傑作であり、今 観ても色あせない名作です!
作品情報
製作国:アメリカ
監督:フランクリン・J・シャフナー
上映時間:112分
公開日:1968年4月13日
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