2022年3月に劇場公開された『アンビュランス』の予告編動画は、こちら
元軍人の男は、病に侵された妻の莫大な治療費を工面するために、犯罪に手を染める!
しかし、穴だらけの強奪計画はことごとく失敗し、最悪な事態へと発展していく。
『アンビュランス』は、ご存じハリウッドの破壊王マイケル・ベイ監督が描くノンストップの超ド級アクション!
火薬量 激盛りのカーチェイス
映画ファンご存じ!マイケル・ベイが描く映画は、どれもこれもが大量の火薬を使用した派手な爆発と破壊演出で、ハリウッドの“破壊王”という異名にふさわしい大迫力な演出が得意の監督さん。
さらには息つく暇もない凄まじいカーチェイスなど、作品ごとにパワフルで過激な演出でド派手アクションを楽しませてくれます!
『トランスフォーマー』シリーズから、5年ぶりのベイ監督・最新作『アンビュランス』でも、その本領を思う存分に発揮し、ド派手で火薬量激盛りのカーチェイスが描かれる。
銀行強盗犯は救急車で逃亡
銀行強盗に入った兄弟は、やむなく救急車をカージャックして逃走するが、中には搬送中の重体患者と新人救命士がいた!?
タイトルの『アンビュランス』は救急車を意味し、”銀行強盗の逃走車が救急車”という前代
未聞のストーリーが設定され、救急車という動く密室での逃走劇は、臨場感あふれるカメラワークで あらゆる予想を裏切る展開がノンストップで繰り広げられる。
手に汗握る逃走劇
なんと、本編のほとんどがアクション・シークエンスという地獄の沙汰の映像!
臨場感あふれるカメラワークや過剰なまでの爆破と「ベイハム」という愛称で呼ばれるベイ監督の壮大な撮影テクニックは、全編破壊に満ちたカーチェイスをノンストップで描いていく。
そんな「ベイヘム」に今回はドローンによる空からの追跡撮影が加わり、空域をも制したアクロバティックなカメラワークに驚かされる!
デンマーク映画『25ミニッツ』のリメイク
リメイクされた『アンビュランス』は、このオリジナル作品をもとに脚本が再構築され、ベイ監督が本作の撮影に至るまでには5年の歳月がかかったという。
そして、ハードなアクションの中に、三者三様の心の深層を描くドラマも見ごたえ十分!
三者三様の人間ドラマ
パトーカーに追撃されながらも金は欲しいが、人の命までは奪いたくない!
意識不明の警官は瀕死の状態なので、兄弟は気が気ではない・・・優先すべきは逃げ切ることか!それとも重体の警官の命か?
逃走に巻き込まれた女性救命士も、患者の命をもたせようと必死に努めようとする。
そんな三者三様のアツい人間ドラマも、ハイスピードの逃走劇の中で描かれる!
映画『アンビュランス』のあらすじ
こんなはずじゃなかった!?
アフガニスタンからの帰還兵ウィルは、出産直後の妻が病に侵され、その治療には莫大な費用がかかるが保険金も降りず、役所に問い合わせてもたらい回しにされるだけだった。
ウィルは、なんとかして妻の治療費を工面しようと、血のつながらない義兄弟のダニーに助けを求める。
カリスマ的犯罪者であるダニーが提案したのは、3200万円ドルもの大金を強奪する単純な銀行強盗だった。
ダニーは表向きは高級車のディーラーだが、これまで何度となく死者を出さずに銀行強盗を成功させてきた犯罪者なのだ。
計画通りならば、誰も傷つけることなく大金だけを手にするはずだったが、予想外の狂いが生じて2人は警察に追われる事態に陥った。
やむを得ず逃走用に救急車に乗り込んだ2人だったが、その救急車はウィルの誤射により被弾し、重体となった警官を乗せていた。
乗り合わせた救命士キャムも巻き込み、ダニーとウィルは救急車でロサンゼルス中を猛スピードで爆走することになる。
二人は、逃走しながらも二転三転する事態と、重くのしかかる善悪の葛藤に苦しみながら逃走を続けていく・・・。
キャスト
ダニー役をジェイク・ギレンホールが演じるほか、ウィル役を『マトリックス レザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、キャム役を『パーフェクト・ケア』のエイザ・ゴンザレスがそれぞれ演じる。
他ギャレット・ディラハント、モーゼス・イングラム、キーア・オドネルが出演。
さすが破壊王!ベイ節が炸裂
本作でもベイ節が炸裂!カーチェイスやヘリコプターアクション、大爆破など息つく暇もなく大迫力のドンパチアクションがテンポ良く繰り広げられアッという間の2時間映画!
『アンビュランス』は、スーパー・マイケル・ベイの破壊ショーが見事に描かれる、
また、ダイナミックなアクションだけでなく、逃走を続ける救急車と追跡する警察たちのせめぎ合いの中で、“良心”と“欲”と“思惑”が絡み合い 究極の選択を迫られる登場人物たちの姿を描いているところがみどころ!
作品情報
制作国:アメリカ
監督:マイケル・ベイ
上映時間:136分
日本劇場公開日:2022年3月25日
コメント