皆さんは上野樹里さんという女優さんをご存知でしょうか?
上野樹里さんは兵庫県出身、アミューズ所属していた女優さんです。
現在は個人事務所を立ち上げて、活動を行っています。
現在でも、月9シリーズやTBS系列のドラマなどに多く出演しています。
今回はそんな上野樹里さんの半生について紹介していきます。
2004年までは、ほとんどの仕事をオーディションで獲得していた
上野樹里さんは兵庫県加古川市出身です。
幼少期に母の言葉を受けて女優業を志す様になってからはほとんどの仕事を、個人的にオーディションを受けて獲得していました。
一般的な事務所所属アーティストは、事務所側がクライアントから仕事を受注した後に所属アーティストに流すのが普通です。
しかし、上野樹里さんが所属していた事務所は底まで規模が大きくなかったため、事務所経由での仕事受注ができませんでした。
そのため、上野樹里さん本人がクライアントを探すところから出演の交渉・オーディションまで自分でこなす事によって、仕事を行い生活していたそうです。
転機が訪れることになったのは、2004年のことです。
上野樹里さんは、この年に公開された映画「スウィングガールズ」に出演していました。
映画内での演技が評価され、最終的には第28回日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得することになります。
これ以降、大手会社や制作会社から依頼が殺到するようになり、仕事も軌道に乗って行きました。
上野樹里さんのためにアミューズが会社を統合吸収
その現場において、上野樹里さんは共演していた岸谷五郎さんをはじめとした制作陣が「上野樹里さんは天才だ」と称するほどの演技力を発揮しました。
それを聞いたアミューズ(上野樹里さんが後に所属することになる芸能事務所)は上野樹里さんの獲得のため、現在の事務所から移動してくる事を勧めます。
しかし、上野樹里さんは「お世話になった所属事務所を裏切る事はできない」と移籍に反対したのです。
それでも上野樹里さんをほしかったアミューズは、当時所属していた芸能事務所を統合吸収(会社を購入したということ)しました。
会社が大金を支払ってまで獲得しようとするほど、上野樹里さんの演技力が素晴らしかったことが伺えます。
ちなみに、上野樹里さんは当時のアミューズ社長から直々にオファーを受けていたとのことです。
新人俳優賞獲得の裏には意外なオーディションでの一面も
オーディションの最終面接時には、「あなたの特技を披露してください」という課題が課されたそうです。
一般的な俳優のオーディションにおいても頻出している課題です。
はたから見れば全く意味のわからない行動ではありますが、自分を捨てて堂々と披露仕切った上野樹里さんの姿は審査員の目に良く写ったのでしょう。
このように、自分を捨ててまで演技・俳優業に対して本気で取り組んでいたということがわかります。
2021年には加古川市の観光大使に任命される
2021年には、兵庫県加古川市の観光大使に任命されています。
翌年にはアミューズを退社することになりますが、上野樹里さんが世間に与える影響の大きさを物語っていますね。
現在は個人事務所で活動を継続している
上野樹里さん現在、個人事務所において俳優業を継続しています。
個人事務所の代表には元マネージャーが就いており、上野樹里さんが活動しやすい状況をさらに整えてくれているようです。
同事務所は、芸能事務所であるDon-crew(ドンクルー)と業務提携を結んでおり、マネジメント業務などを委託しながらともに活動しているとのことです。
まとめ:幼少期から波乱万丈の人生を歩み、女優として成功
今回は女優の上野樹里さんの半生について紹介してきました。
上野樹里さんは幼少期に所属していた芸能事務所の規模が小さかったこともあり大きな仕事を獲得することができず、最終的には遅咲きとなりましたが、それでも日本アカデミー賞での活躍などは記憶に新しいという方もいらっしゃるはずです。
若者には馴染みのない女優さんではありますが、中高年からは圧倒的な支持を得ていることもあり、観光大使業務なども含め、個人事務所における今後の活躍にも期待がかかります。
上野樹里の出演作品
テレビドラマ
てるてる家族
のだめカンタービレシリーズ
ラスト・フレンズ
素直になれなくて
江〜姫たちの戦国〜
アリスの棘
ウロボロス〜この愛こそ、正義。
グッド・ドクター
監察医 朝顔シリーズ
テセウスの船
映画
ジョゼと虎と魚たち
スウィングガールズ
亀は意外と速く泳ぐ
幸福のスイッチ
虹の女神
奈緒子
グーグーだって猫である
キラー・ヴァージンロード
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 後編
陽だまりの彼女
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