毎度変わる残虐なゲームや、予想がつかないストーリー展開が話題となり、2004年から毎年新作が公開されました・・・傑作ホラー『ソウ』シリーズ・全9本をまとめて紹介!
ジグソウとは?
ジグソウは捕獲した人間の心理を巧妙に読み取り、二重三重にも計算された死のトラップで被験者を追い込むのだ!
ただし、殺人そのものが目的ではなく「被験者」と呼ぶ対象者に死の恐怖を与え「生きる意味」を見いださせたり、過ちを犯した自身の業を正させることが最大の目的である。
全世界大ヒットを記録
その衝撃的な設定や緻密なストーリーが話題となり、その後シリーズ第二弾、第三弾と公開されていくうちに知名度が急上昇し『ソウ』シリーズは、スリラー映画のトップとも呼べる作品へと成長したのです。
毎度変わる残虐なゲーム!『ソウ』シリーズ・全9作を紹介
シリーズ第1弾『ソウ』(2004年)
バスルームに鎖で繋がれた二人の男と、真ん中に拳銃自殺されたとされる一人の遺体。
猟奇殺人鬼 “ジグソウ”による、命の尊さを わからせるための死のゲームが始まった!
二人は生き残るため、密室に隠されたヒントを探し出そうとするがゲームに翻弄される。
思わず目を背けたくなる残酷なシーンと、観客を翻弄するようなストーリー展開が秀逸。
ソウ・シリーズの生みの親 ジェームズ・ワン監督の長編デビュー作ともなりました。
第2弾『ソウ2』(2005年)
2作目のジグソウゲームは、洋館に閉じ込められた8人の男女。
洋館には毒ガスが巻かれており、生き残るためにはゲームに勝ち抜き解毒剤の入った注射器を手に入れなければならなかった。
一方で刑事エリックはジグソウを捕まえるが、彼はエリックと二人で話す「ゲーム」を要求。
なんと!エリックの息子はジグソウに監禁されていたのだった。
前作より参加人数が増え、死のゲームの恐怖も倍増!ついでに残虐シーンも倍増!
第1作目の監督・ジェームズ・ワンは製作総指揮として参加し、ダーレン・リン・バウズマン監督が今作から『ソウ3』、『ソウ4』までを手がけます。
第3弾『ソウ3』(2006年)
3作目の舞台は、食肉工場の地下倉庫。
息子を交通事故で亡くした父親が目覚めると、その死に関わる人間が集められていた。
息子を飲酒運転で轢き殺した男、犯人に軽罪しか与えなかった判事、ひき逃げを目撃しながら証言しなかった女など…父親は、彼らにそのまま復讐するか、残虐な状態に晒されている人間たちを助け出せるのかというゲームを課せられる。
一方、医者のリンは誘拐され連れて行かれた地下室で、死の瀬戸際のジグソウと会う。
以前の2作よりも残虐性がアップ!遂に“ジグソウ”の謎と運命も明かされる注目の作品。
第4弾『ソウ4』(2007年)
亡くなったジグソウの遺体を解剖したら、胃の中から彼のメッセージが入ったテープが見つかる。
一方、ジグソウから唯一生き残っていたSWAT隊長のリッグ刑事は、新たなゲームに参加させられていた・・・ジグソウは死んだのに、なぜゲームは終わらないのか?
またもや 残虐な死のゲームが始まるのだった。
本作ではジグソウの過去と共に、今までの事件の全容が明かされていく・・・。
第5弾『ソウ5』(2008年)
死のゲームから助かったFBI捜査官ストラムは、傷一つ負わずに生き残ったホフマン刑事こそジグソウの後継者ではないかと疑う。
そして、コンクリートの床の上で5人の男女が目覚めると、彼らは犬の首輪に繋がれV字型の大きな刃がセットされていた…新しいゲームの仕掛け人は、果たして誰なのか?
ジグソウが代替わりをした初めての作品で、相変わらずの残虐ゲームと読めない展開にハラハラさせられる。
第6弾『ソウ6』(2009年)
FBI捜査官のストラムが死体となって発見され、ジグソウの後継者はストラムではないのかと疑われる。
一方で新たなゲームが始まり、死のゲームの標的になったのは悪徳保険会社。
ゲームの進行とともに、真のジグソウの後継者が明かされようとしていた。
ザ・ファイナルに向け今までの伏線も回収され、最終章に向けて盛り上がりを見せていく。
第7弾『ソウ ザ・ファイナル3D』(2010年)
ジグソウのゲームに生き残ったボビー・デイゲンは、その体験を本にして有名になった。
ジグソウのゲームに生還した人たちは、ボビーの元に集まるが その中には1作目の被害者であるゴードン医師もいた。
しかし、ボビーの暗い過去が明らかになるにつれ、新たな恐怖が彼らに襲いかかる。
シリーズ完結版は初の3D作品となり、今までの伏線が全て回収されフィナーレを迎える。
第8弾『ジグソウ:ソウ・レガシー』(20017年)
密室で鎖に繋がれた5人の男女がいた。
いつものジグソウの声のメッセージが流れ、その手口もジグソウと似ている?
ジグソウの模倣犯なのか、後継者がいたのか? 再び残虐なゲームが始まろうとしていた。
前作で完結したものの7年ぶりとなる新生「ソウ」が登場!
緻密なストーリーと残虐な描写は健在で、今までと変わらない面白さを堪能できる。
第9弾・シリーズ最新作『スパイラル:ソウ オールリセット』(2021年)
地下鉄の線路上に舌を固定され、宙吊りの男がいた。
舌を引き抜いて生きるか、ぶらさがったまま死ぬか? 猛スピードの電車が迫ってくる!
それはジグソウをも凌駕する猟奇犯が仕掛けた、新たなゲームの始まりだった。
不気味な渦巻模様と青い箱が、捜査にあたるジークと相棒ウィリアムを挑発する。
ゲームは追うほどに過激さを増し、戦慄のクライマックスが待ち受ける。
シリーズ9作目は過去8作品の恐怖がアップデートされ、そしてオールリセットした完全に新しい『ソウ』がここから始まる。
ハイメカニズムな殺人マシーン!
『ソウ』シリーズは、ただ”グロい”だけでなく、哲学的な要素もある骨太な映画です。
思わず目を背けたくなる残酷シーンは、良く考えられたハイメカニズムなマシンばかり。
謎めいた物語よりも、殺人機械の活躍こそが『ソウ』シリーズの最大の見どころ!
ソウです! 人々は「スリラー作品」という綺麗な包装紙に包まれた陰惨な殺人シーンを求めていたのデス!
『ソウ』シリーズは「目を背けず」に鑑賞しましょう・・・。
「SAW」のレビューを調べてみた
#映画事故 今から19年前、伏線綿密!と絶賛の映画があった。ソウ、sawである。CMで密室2人、糸鋸、とかは見てた。なんかよくわからないまま観に行ってしまった。 密室サスペンスじゃなかった。サイコスリラーだった。痛いやつだった。 「逆トラバサミ」が今でもトラウマ。 生きてるって素晴らしい。
"スパイラル:ソウ オールリセット" の評価、世間では結構微妙寄りっぽいんだけど、SAWシリーズを見てくと後半になればなるほど「これジグソウさんの裏話の方のストーリーラインの整合性が大変すぎない?」(ゲームの方を見たい人間並感)だったので、個人的には結構良かった。
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