ジョージ・ミラーは、1945年生まれのオーストラリアを代表する映画作家の一人。
当初は医大で医者を志していたが、短編映画コンクールでグランプリを獲得したことから映画界に入り、1979年に脚本と監督を担当した『マッドマックス』で監督デビュー。
公開後『マッドマックス』は大ヒットし、オーストラリア映画の名を世界に知らしめました。
ジョージ・ミラーの作風
ミラーは、映画界に入ってから以前に構想していた「マッドマックス」を監督。映画は圧巻のスピード感とクレイジーな世界観が熱狂的な人気を博し、世界的にも大ヒットを記録!
4作目の『マッドマックス/怒りのデスロード』まで、全4作がシリーズ化されました。
ミラー監督作品は、過激なアクションで知られる「マッドマックス」シリーズとは正反対のファミリー向けの楽しいアニメ『ハッピーフィート』や、キュートな豚さんが活躍する『ベイブ』などフルCGやアニマトロニクスなどの特殊効果を駆使した作品もあります。
1992年の『ロレンツオのオイル/命の詩』は実話を基にしたヒューマンドラマで、これまでのミラー作品とはガラリと作風が変わり、感動的で繊細な家族の愛が見事に描かれています。
「ジョージ・ミラー」のオススメ映画ランキング
【第3位】牧羊犬を目指す牧羊豚「ベイブ」
世界一の牧羊豚を目指す賢い子ブタの活躍を描いた笑いと涙の感動作! 舞台となる農場に住む動物たちの描写も自然でリアルなファンタジー作品。
みどころ
子ブタが織りなす感動ストーリー! この作品をミラー監督はプロデューサーとして製作。
主役豚の子ブタはキュートで賢く ”食べたくなる”ほどに可愛い!!
長期に及ぶ撮影の為、成長が著しい子ブタの撮影には数十頭の子ブタが起用され、代わる代わる撮影されたようです。映画完了時に親豚となったブタちゃんたちの運命はどうなったのでしょう? 「ベイブ」を見た後は「トンカツ」が…食べられません!
【第2位】ミュージカルアニメ『ハッピーフィート』
南極を舞台にペンギンたちが歌って踊る、楽しいミュージカル仕立てのCGアニメ。
みどころ
史上初の”踊るペンギン”!その踊りは誰にも真似ができない華麗なステップ。南極の美しい風景に、フワフワした毛並みのペンギンたちの歌ありタップダンスありの可愛い画像と動きが素晴らしい! ハッピーな気分にしてくれます。
ペンギンや他の種の生態系もしっかり描いているので、ネイチャー番組を見ているよう…本作の大ヒットにより続編の『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』も公開。
【第1位】蘇る伝説アクション!『マッドマックス・怒りのデスロード』
“新生”マックスが、勇敢な女戦士たちと力を合わせ砂漠を支配する悪の軍団と戦うハードアクション。第一作目から30年ぶりに、新たな伝説がパワーを増して蘇る!
みどころ
この映画の撮影地はアフリカ大陸のナミビア砂漠で、128日間に及ぶ過酷な撮影を敢行。
乾いて荒廃した世界を舞台に、狂気に満ちたバイオレンスが壮大なスケールで描かれる!
砂漠のバイク集団・ロックライダーが登場するシーンではオーストラリアで一番の曲芸ライダー達を集め、数カ月に渡りトレーニングし度肝を抜く過激でパワフルな映像を完成!
出演者の一人がトラックの下にぶら下がるシーンでは、地面から10センチ程しかないので頭をのけぞらせたら車輪に巻き込まれて首が吹っ飛ぶと脅される…撮影も、正にマッド!
シリーズ続編も期待!
熱狂的な人気を博している『マッドマックス』シリーズ第5作目と更なる6作目が進行中!
過激アクションからファンタジーまで、才気あふれるジョージ・ミラー監督。
今後の作品にも、大注目です!
ジョージ・ミラー監督の作品
- マッドマックス
- マッドマックス2
- トワイライトゾーン/超次元の体験
- マッドマックス/サンダードーム
- イーストウィックの魔女たち
- ロレンツォのオイル/命の詩
- ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊
- マッドマックス ザ・ウエイストランド
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