2013年に劇場公開された「ジャンゴ繋がれざる者」の予告編は、こちら
かつて奴隷だった男は賞金稼ぎのガンマンとなり、離れ離れとなった妻 奪回の旅に出る。
『イングロリアス・バスターズ』の鬼才クエンティン・タランティーノ監督(通称タラちゃん)が、前作からおよそ3年ぶりに放つ骨太のウエスタンムービー!
奴隷から賞金稼ぎに!
南北戦争前に黒人が奴隷として売買され、人として扱われていなかった頃を舞台に、偶然ドイツ人の賞金稼ぎに助けられたアフリカ系アメリカ人の奴隷ジャンゴが賞金稼ぎをしながら、過酷な戦いの末に生き別れた妻を取り戻すというストーリー。
主演のジェイミー・フォックスが 惨めな黒人奴隷から自由の身となり、 復讐の熱き思いを胸に秘めた凄腕ガンマンになる過程も 良く描かれている正統派ウエスタン。
タラちゃん初のウエスタン!
ジャンゴ繋がれざる物のテーマ曲
♬ジャンゴ~♪ 高らかに唄うテーマ曲と主人公の名前は、その昔のマカロニ・ウェスタンの名作
『続・荒野の用心棒』(原題:ジャンゴ)から取られたもので、この作品で主演したフランコ・ネロも久しぶりにゲスト的脇役で出演しています。
タラちゃん得意のパロディが散りばめられた映画を予想していたが、本作は割と正統派の作りであり、米国奴隷制度を糾弾する主張も含まれており2013年のアカデミー賞で5部門ノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を獲得したというのもうなずけます。
サミュエル・L・ジャクソンの演技が最高!
本作では奴隷頭スティーブンを演じていた、サミュエル・L・ジャクソンが強烈な個性を放ち演技も最高! 表情や仕草も実に憎たらしく狡猾で、完全に主役級3人を喰っている!
ジャクソンは『パルプ・フィクション』(1994年)以来、タラちゃん作品に多く出演している常連俳優で、本人も本作の奴隷頭のキャラクターを最も気に入っているようです。
『ジャンゴ繋がれざる者』のあらすじ
南北戦争前夜のアメリカ南部。
黒人奴隷のジャンゴは、元歯医者の賞金稼ぎシュルツとテキサスの森で出会い、自由の身となる。
差別主義を嫌うシュルツはジャンゴに自由を与え、賞金稼ぎとしての生き方を教える。
ジャンゴには生き別れになったブルームヒルダという妻がおり、2人は賞金を稼ぎながら彼女の行方を追う…。
やがて残忍な奴隷商人として名高いカルビン・キャンディのもとにブルームヒルダがいるということがわかり、二人は乗り込んでゆく。
激しいガンファイトの先に待つ、二人の運命は!?
キャスト
レオナルド・ディカプリオが極悪人キャンディを演じ、主人公ジャンゴにジェイミー・フォックス、ジャンゴと行動をともにするシュルツは『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ワルツが演じ、この演技で2013年アカデミー賞で助演男優賞を獲得しました。
老獪な奴隷頭にサミュエル・L・ジャクソンが扮し、強烈な存在感を示しています。
他ケリー・ワシントンやドン・ジョンソンなどが出演。
みどころポイント
さすがはマカロニ・ウェスタン大好きを公言している、タラちゃん印100%の作品!
自由黒人という立場を手に入れたジャンゴの 妻奪還と白人へのリベンジは見ごたえ十分!
白眉は非情な奴隷の元締めを演じたディカプリオの怪演!彼史上最も凶ワルな演技は見事としか言いようがなく完全に狂っている悪役ぶり!
激高し、テーブルに拳を叩きつけるシーンでは誤ってガラスを割り、手は血だらけになっても最後まで演じきり、本物の傷の痛みを表現しました……さすが~ ミスター「タイタニック」!
作品情報
- 製作国:アメリカ
- 監督:クエンティン・タランティーノ
- 上映時間:165分
- 劇場公開日:2013年3月1日
映画「ジャンゴ繋がれざる者」のレビューを調べてみた
映画事故 10年ほど前、「ジャンゴ 繋がれざる者」の劇場で10歳位の子供連れた親父が入ってきて、「おお、とっつぁん英才教育か?」思てたら回りの客層を見回し、「違う!!ここはドラえもんじゃない!!」と叫んで走り去った。
私が特に大好きなクエンティン・タランティーノ監督映画🩸 ・キルビル ・ジャンゴ 繋がれざる者 どちらも内容は"復讐劇"で血がドバドバ出るよ🩸特にジャンゴのほうはドラマチックなんだよね みんなの好きなタランティーノ作品ってある? おすすめ映画 (ただ…
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