”007は殺しの番号” 映画『007』シリーズは、殺しのライセンスを得た英国諜報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描いた、超人気スパイアクション・ムービー。
第2作目『007 ロシアより愛をこめて』は、シリーズNO.1の呼び声が高い傑作!
「007」を解説
スタイリッシュな英国ヒーローの原作
イギリスの作家イアン・フレミングが、1953年に生み出した英国秘密情報部MI6の諜報員ジェームズ・ボンドのコードネームで、任務遂行のための殺人許可証を持ち、優れた能力とハイテクアイテムを駆使して、奇想天外な活躍をするスパイアクション。
また、ボンド・ガールと呼ばれる魅力的な美女との絡みも、シリーズの見どころの一つ!
英国スパイのジェームズ・ボンドは、スタイリッシュで、ウィットに富んでいて酒にも女にも強く美食家で、武器の扱いにも長けた知性と野性を併せ持つ英国製紳士ヒーロー!
監督と主役
そんな新しいスパイ像を、監督テレンス・ヤング、そして誰よりも俳優ショーン・コネリーが創造してくれました。
見どころ満載のスパイムービー!
007第1作目『ドクター・ノオ』は、ショーン・コネリーの当たり役であるジェームズ・ボンドを初めて演じた記念碑的作品で、低予算ながら大ヒットしその後のスパイアクションに様々なスタイルを生み出していきます。
007第2作目『ロシアより愛をこめて』は、前作の成功によりシリーズ化され、よりシリアスな諜報合戦のストーリーと、面白さに磨きがかかった007映画となりました。
オープニングのシークエンスから、秘密兵器の登場、列車内で殺し屋との死闘、ヘリの追撃と狙撃、モーターボートの大爆発など、スパイ映画の見どころが満載!
ショーン・コネリーの魅力
主演のショーン・コネリーは『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンド役に抜擢され、タフでセクシーな魅力たっぷりのスパイを演じた彼は、たちまち世界的な名声を獲得しました。
最新のボンド映画は、6代目ダニエル・クレイグの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)まで全25作が製作されましたが、初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーは、現在までの「007映画」のベースを築き上げた功績が大きい俳優です。
ショーン・コネリーさんのまとめ記事がありますので、参考にしてみてください。
ストーリー・あらすじ
ロシアより愛を込めた…罠!
国際的秘密結社・スメルシュの首脳部は、イギリスの情報部員ジェームズ・ボンドへの復讐(ドクター・ノオの壊滅)のため彼を抹殺し、西側に打撃を与える事にした。
スメルシュ企画課長のクロンスティーンが立てた計画に基づき、ソ連職員タチアナ・ロマノーヴァ伍長を囮に仕立てボンドを罠にかける事にした。
イギリス情報部にソ連職員タチアナが、暗号解読器・スペクターを手土産に亡命を望んでいるという連絡が入り、ボンドは罠と知りつつもイスタンブールへ派遣された。
首尾よくタチアナと解読器を確保したボンドは、夫婦を装いオリエント急行に乗り込んで国外脱出を図るが、そこにはスメルシュの放った刺客グラントが待っていた。
刺客グラントと敵の追撃から、果たしてボンドたちは逃げ切ることができるのか!?
キャスト・出演者
- ボンド役・・・ショーン・コネリー
- 魅惑的なボンドガール・・・ダニエラ・ビアンキ
- 冷酷な殺し屋・・・ロバート・ショウ
- M役・・・バーナード・リー
他、ペドロ・アルメンダリス、ロッテ・レーニャなども出演。
みどころ
マットモンローのロマンティックな主題歌・美しくチャーミングなボンドガール・屈強でキャラの濃い悪役・洗練のショーン・コネリー・そしてアクション映画のレベルを引き上げた出来の良いストーリーが渾然一体となった、シリーズNO.1の呼声が高い007の傑作!
作品情報
- 製作国:イギリス
- 監督:テレンス・ヤング
- 上映時間:115分
- 日本劇場公開日:1964年4月25日
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