2020年1月に劇場公開された「フューリーズ 復讐の女神」の予告編動画は、こちら
それは仕組まれた殺人ゲームで、美女と野獣の生き残りを賭けた死闘が始まった!
スラッシャー描写が凄すぎる! オーストラリア発バイオレンスホラー。
スプラッター映画とは?
舞い上がる血しぶき、飛び散る肉片、はみ出る内蔵など、スプラッター映画とは殺害シーンの生々しい描写に特徴のある作品。
その荒唐無稽でグロテスクな残酷描写が一部のホラーファンをつくり、これまで様々なスプラッター映画が製作されました。
スプラッターの名作
グロを超えた名作もあり、仕掛けられた罠と残虐描写で話題となった『ソウ』は、リアルな描写と緻密なストーリー展開で7作の続編がつくられるほどの大人気シリーズとなりました。
サム・ライミの長編デビュー作『死霊のはらわた』3部作も、非常に人気の高い作品。
本作『フューリーズ/復讐の女神』も過激なバイオレンスと残酷なスラッシャーに満ち溢れた、美女と殺人鬼の生き残りゲームが展開される。
マンハントとデスゲーム
数人の男女が突然拉致されて、荒野や森に放たれ訳もなくデスゲームの餌食にされる『ザ・ハント』などの映画もあります…いわゆる「金持ちの娯楽」のためのデスゲームなのデス。
ザ・ハントの作品については、以下の記事を参考にしてみてください。
逃げ場のない森と殺人鬼
本作でもデスゲームの餌食になり殺人鬼が襲ってくる!
ただし、美しい乙女が無闇に犠牲になるだけの趣向に収まらず、後半からは「復讐の女神」となり反撃していくのです。
本作のタイトル「フューリーズ」は、ギリシャ神話の復讐と殺戮の女神「エリーニュス」が語源で、復讐のために血祭りにあげる少女の怒りを表現しています。
映画「フューリーズ 復讐の女神」のあらすじ
高校卒業を控えたケイラは、ある夜友人のマディと共に何者かに連れ去られてしまう。
見知らぬ森の中で目を覚ますと、ケイラとおなじように森をさまよう女性たちと出会う。
そこへ女性と同じ数だけのマスク姿の殺人鬼が次々と現れ、彼女たちを襲ってきた!
武器を手に追ってくる不気味なマスクの殺人者たち・・・次々と殺される仲間たち。
そして女性が殺されると同時になぜか、殺人鬼の頭も爆発した?
この不可解な殺人ゲームに翻弄されながらも、ケイラは必死にサバイブする。
生きてこの森を脱出するためにケイラは殺人ゲームの謎を解き明かす…そして仲間と共に逆襲を開始した!
映画「フューリーズ 復讐の女神」のキャスト
出演はエアリー・ドッズ、リンダ・ンゴー、テイラー・ファーガソンなどのオージー俳優。
監督と脚本はミュージックビデオやCM、TVドラマを手がけて来たトニー・ダキノ初の長編映画で、シッチェス映画祭では最優秀作品賞にノミネートされるなど、世界各国のファンタステック映画祭で上映され、好評を得ています。
本作は、劇場型発信映画祭「未体験ゾーンの映画たち2020」の上映作品。
映画「フューリーズ 復讐の女神」のみどころポイント
低予算系B級作品ながら面白い!
美女を襲う殺人鬼たちのビジュアルもなかなか良く、ジェイソン風やレザーフェイスなど有名殺人鬼のマスクがオールスターなみに登場。
ドス黒い血糊と展開のなかに、さりげなく社会批判も盛り込まれている。
そしてゴア描写は、そこまでやるかの豪快なグロシーンが盛りだくさんで、大のホラー映画ファンを自認する監督の気合がめちゃ入っている!
単純に殺人鬼VS逃げる美女展開と思いきや、その裏に隠された驚きの設定もすごく新鮮で予想外の良作ホラーです。
映画「フューリーズ 復讐の女神」のレビューを調べてみた
ゾンプラに『フューリーズ 復讐の女神』来てる!これ結構面白いよ。女性6人VS殺人鬼6人。女性と殺人鬼の命が連動しており、彼女らが死ぬと殺人鬼も死ぬ。スラッシャーに特殊ルールを加えた変則ホラー。個性豊かなマスク姿の殺人鬼がいっぱい出るし、殺人鬼同士…
『フューリーズ 復讐の女神』女性6人VS殺人鬼6人。女性と殺人鬼の命が連動しており、彼女らが死ぬと殺人鬼も死ぬ。スラッシャー系に特殊ルールを加えた変則ホラーで、攻防をハイテンションに描いていて楽しいですよ。個性豊かな殺人鬼がいっぱい出るし、殺人鬼…
最近観たホラー備忘録 フューリーズ復讐の女神:ゴア描写にこだわりが見える ザ・ヴィジル夜伽:ユダヤ正教のこと調べて尚更面白かった ファイナル・デッド:ミシェル・ロドリゲス以外が割とポンコツ 哭声:犬殺したのマジで絶対許さないからな ラストシフト最後の夜勤:ほんと面白かったリメイク楽しみ
※ネタバレ注意 「フューリーズ 復讐の女神」見たんですけど 殺人鬼と女の子のペアが8組いて女の子が殺されるとペアの殺人鬼も死ぬっていうデスゲームで 設定や行動原理がしっかりしててテンポもよくて面白いです! 殺人鬼と女の子のギャッギャッウフフ…
作品情報
- 製作国:オーストラリア
- 監督:トニー・ダキノ
- 上映時間:82分
- 劇場公開日:2020年1月10日
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