2007年11月に劇場公開された「恋空」の予告編動画は、こちら
ケータイ小説が原作となった恋愛映画。
美嘉は、あることがきっかけで少しやんちゃな金髪、ヒロと付き合うことになる。
見た目と違い、優しくて明るいヒロに美嘉はどんどん惹かれていく。
しかし、ヒロの元カノからの嫌がらせ、妊娠、流産、病気など様々な問題が二人に降り注いいでくる。とても悲しくて切ないラブストーリー。
映画「恋空」のロケ地は、大分県になります
主なロケ地は、大分県になり、花壇と観覧車のある公園は、栃木県鹿沼市千手町の千手山公園になります。
原作者の美嘉さんの現在
作者の「美嘉さん」は、現在は結婚しており、お子様もいらっしゃるそうです。
また、「恋空」の執筆10周年を記念に続編を出していますが、それ以降の情報は不明です。
映画「恋空」のあらすじ
高校一年生の田原美嘉(新垣結衣)はごく普通の高校生。
友人の亜矢(波留)が隣のクラスのノゾムと連絡先を交換したいといい、廊下で待ち伏せしていると、ノゾムとノゾムの友達である弘樹=ヒロ(三浦春馬)が通り過ぎる。
それが美嘉とヒロの出会いである。
ある日、美嘉は携帯を失くしてしまい、探していると図書館から携帯が鳴り響く。
おかげで美嘉は携帯を見つけることができるが、かかっていたのは知らない番号であった。
そして夏休みになると、その番号の人から毎日電話がかかってくる。
名前を尋ねても決して教えてくれず、美嘉は不審に思いながらも、次第にその人に惹かれていく。
そして夏休み最後の日が美嘉の誕生日であると知ったその人は、始業式で誕生日のお祝いをすると約束した。
始業式の日、プールサイドで待っていると、なんとヒロが現れたのであった。
金髪で見た目が派手であるヒロが電話の相手であると知り、とても困惑する美嘉。
だがヒロのやさしさに触れ、はれて二人は付き合うことになる。
ある日、美嘉がデートの待ち合わせ場所で待っていると、急に知らない男たちに車に乗せられレイプされてしまう。
その後ヒロは襲った相手を見つけ出し、首謀者がヒロの元カノだと知る。
そして、二度と美嘉に近づかないよう忠告する。
しかし、元カノからの嫌がらせはなくならず次第にエスカレートしていく。
それでも二人は愛を育み、美嘉は16歳ながら、ヒロとの子供を妊娠する。
美嘉がヒロに報告するとヒロはとても喜んだ。
そして二人は子供を産むことを決めたのだった。
その後お互いの両親に挨拶に行くのだが、美嘉の親は大反対した。
それでもヒロは諦めず、髪を黒く染め、毎日美嘉の家に通った。
そしてある日、美嘉が学校から帰ろうとすると、ヒロに元カノに呼び出される。
そこで美嘉は元カノに強く押されて転んでしまう。
それでもヒロを愛する気持ちは負けないと言い張り、その場を立ち去る美嘉。
だがクリスマスイブに美嘉は腹痛に襲われ、流産してしまう。
美嘉とヒロは大きなショックを受ける。
そして二人の思い出の公園に行き、ここで一年に一度クリスマスにお墓参りをしようと約束する。
そして2人が高校二年生になったころ、ヒロがあまり学校に来なくなる。
メールをしても返信がなく、美嘉はとても心配になる。
だが、ある日友達からの誘いで、久しぶりにヒロの家に行くと、そこには元気なヒロの姿があった。
大勢の友達が集まる中、ヒロが他の女の子とイチャついているところを見て、美嘉はショックで家を飛び出してしまう。
その翌日、ヒロは急に美嘉に別れを告げる。
なぜヒロは急に学校に来なくなり、美嘉に別れを告げたのか。
ヒロには隠し通している悲しい秘密があった。
美嘉とヒロはこれからどうなってしまうのか。
純愛を貫いた、悲しくて愛おしいラブストーリー。
映画「恋空」の感想
この映画は、とても儚く悲しい映画のように思えますが、恋愛の楽しさ、愛おしさも描かれているとても感動する作品です。
この作品を見て恋愛は楽しいだけではなく、不安や危なさも隣り合わせだけど、それでも幸せなんだと感じました。
最後はとても悲しく、苦しくなりますが、それでもどこか前向きになれる、恋愛がしたくなる作品です。
主演の三浦春馬さんと新垣結衣さんはとても適役で、幼く危ういが、それでも強い意志を感じ人生を生き抜く、それがとても現れていて、とてもお上手だと思いました。
三浦春馬さんが亡くなられてからは、より見るのが苦しくなりますが、それでも三浦さんが残した作品から何か感じ取ろうと何度も見ています。
三浦さんが演じたヒロは、ずっと見た人の心の中にいるとおもっています。
それを感じながらぜひ見ていただきたいです。
映画「恋空」のレビューを調べてみた
『半分の月がのぼる空』/橋本紡のライトノベル。不治の病に冒された少女秋庭里香と、彼女と同じ病院に入院した戎崎裕一との恋模様を描き、電撃文庫のボーイ・ミーツ・ガールを牽引した作品の一つ。ラノベとしては唯一「漫画・ドラマCD・アニメ・実写ドラマ・実写映画」の5分野で作品化されている。
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