考古学者にして冒険家のインディ・ジョーンズは、ある秘宝を探して新たな冒険の旅に出る。
インディが全生涯をかけて探し求めた「運命のダイヤル」とは、世界をどのように変えてしまうのか?
ダイヤルを手に入れ人類の歴史を覆すフォラーの目的とは一体何なのか!?
究極の秘宝「運命のダイヤル」を巡ってインディ最後にして最大のアドベンチャーが始まる。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の予告編動画は、こちら
危険度MAXの冒険アクション!
大量の毒ヘビが群がる地下、危険度MAXのワナが仕掛けられた洞窟、迫りくる巨岩。
冒険家インディ・ジョーンズが向かう場所はいつも危険が満載で、死と隣り合わせの場所ばかり! そして毎回 何かのトラブルに巻き込まれてしまうのだ!?
どんな危機も突破!
しかし、いかなるピンチになろうとも、インディはその危機を難なく潜り抜けてしまう。
どんな危険な状況でも機転をきかし突飛なアイデアや、ハッとするような大胆な行動で危機をクリア~し、誰も手に入れたことのない秘宝を探しながら、数々の冒険に挑んでいく!
『インディ・ジョーンズ』は、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督と「スター・ウォーズ」シリーズを手掛けるルーカス・フィルムの超豪華制作陣がタッグを組み、主演をハリソン・フォードが務めた、世界中で人気を誇るハラハラドキドキのアドベンチャー・シリーズ。
最後にして最大の冒険に挑む!
主人公インディは、スピード感あふれる展開の中でも皮肉めいたユーモアセンスを交えながら、迫力のアクションシーンや少年心をくすぐる冒険活劇を魅せてくれます。
本作では“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝を巡り、インディが因縁の宿敵、元ナチスの科学者・フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。
「インディ・ジョーンズ」シリーズの魅力
親しみのあるヒーロー
ハラハラドキドキの冒険映画でありながら適度にユーモアがあり、主人公インディのキャラクターも矛盾があって面白い!
彼は非常に勇敢だが、スーパーヒーローではない・・・身体がすごく強いわけでもなくどこか皮肉屋で身勝手な面もあり、必ず様々なトラブルに巻き込まれる。
このシリーズで彼が生き延びてきたのは、幸運だったからにすぎない・・・土壇場でも必ず生き抜く!そういった多くの事がこの映画を魅力的にしているのです。
驚きのジェットコースターアクション!
2作目『魔宮の伝説』の地下鉱山内で、暴走するトロッコに乗って逃げるトロッコ・チェイスは、まさにジェットコースターアクションであり、そのスピード感が凄まじい!
トロッコを止めるために、インディが靴の裏で車輪を踏みしめてブレーキをかけるも摩擦で靴が燃えそうになるのも笑えます。
このシーンでのトロッコ走行音は、ディズニーランドのジェットコースターで録音されたものが使われているので実にリアル!
ヘビが苦手!?
勇敢でさすがのヒーロー・インディもヘビが大嫌い!飛行機で逃げる際には座った座席にパイロットのペットである巨大なヘビがいて、慌てふためく姿を見せている。
またアーク「聖櫃」が眠る魂の井戸には大量のヘビがいて、床におりた時にはコブラと目が合い顔がひきつっています・・・さらにミイラの口からもヘビが這い出てくる。
この井戸のヘビシーンの撮影のため、ロンドンやイギリス南部のペットショップから何と!7000匹のヘビが集められたのです・・・本物の蛇の中で撮影だから当然怖い!
それでもヘビが少ないと感じたスピルバーグ監督は、ホースを切ってヘビに見立てたといいます。
『インディ・ジョーンズ』シリーズ・全5作
本シリーズは1981年に『レイダース失われたアーク』を皮切りに『魔球の伝説』『最後の聖戦』『クリスタル・スカルの王国』、そして最終作『運命のダイヤル』が公開されました。
第1作目『レイダース失われたアーク』(1981年)
舞台は、第二次世界大戦がはじまる直前の1936年・・・ナチスは世界を支配することができる黄金のアーク「聖櫃」を探していた。
冒険家で考古学者のインディ・ジョーンズは、昔の恋人マリオンと共に、伝説のアーク「聖櫃」を求めスリルに満ちた冒険の旅に出る。
仕掛けられた罠や毒、裏切りなど数々の困難を乗り越え、果たして彼らはナチスよりも先にアーク「聖櫃」を見つけることができるのか?
「インディ・シリーズ」の記念すべき第1作!
『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカスと『ジョーズ』のスティーブン・スピルバーグという、映画界大ヒットメーカー夢のコンビが初めて手を組んだノンストップアクションアドベンチャーが幕をあける。
特に1作目の『レイダース/失われたアーク』は、未だに映画ファンのあいだで語り継がれるアドベンチャー映画の金字塔として君臨しています。
第2作目『魔宮の伝説』(1984年)
舞台は1935年の上海・・・インディは満州ギャングとの取引に騙されトラブルに陥る。
その場に居合わせた歌手と相棒の少年と共に、飛行機で追っ手から逃れるが飛行機は墜落させられ運よく脱出したが、彼らはインド・ヒマラヤの奥地の村へとたどり着く。
しかしその村は邪教集団に襲われ、聖なる「伝説の秘石」と子供たちも連れ去られていた。
インディは誘拐された村の子どもたちと秘宝を奪還するため、奥地の邪教集団に潜入する。
倍増の迫力アクション!
ヒマラヤ山脈上空からの脱出飛行アクションから、地下鉱山での手に汗握るトロッコ・チェイスなど、前作にも増した迫力満点のアクションが次から次へと繰り広げられる。
特に宮殿での料理の数々はトラウマ級!目玉のスープや猿の脳みそシャーベット等々・・・。
後にスピルバーグ監督と結婚するケイト・キャプショーがクラブの歌手を演じています。
第3作目『最後の聖戦』(1989年)
今回は、不老不死の力を秘めたキリストの聖杯を巡り、ナチスと再び熾烈な争奪戦が勃発!
キリストの聖杯を追うナチスが、聖杯の権威であるインディの父親を誘拐した。
インディはナチスのパイロットとのスリル満点のドッグファイトに挑み、強大な火力を誇る戦車にも果敢に立ち向かう。
そして、聖杯に秘められた能力が明らかとなるとき、インディと彼の父親に残された時間も残りわずかとなる!
性格が真逆な親子劇
インディの父親役で、007のショーン・コネリーが出演し、性格が真逆な親子でのドタバタ劇も面白い!
親子モノという冒険劇でシリーズの他の作品には見られない魅力があります。
3作目では、インディの少年時代も描かれ、彼にまつわる数々の謎も解明される。
本作でも世界中を舞台に繰り広げられるアクションの連続と、ロケ地となった事で一躍有名になったヨルダンの世界遺産・ペトラ遺跡で撮影されたクライマックスは圧巻!
第4作目『クリスタル・スカルの王国』(2008年)
今回の舞台は、前作から19年後の東西冷戦時代の1957年。
インディは、神秘的なパワーが宿る秘宝“クリスタル・スカル”を探す旅へ出る!
しかしアメリカ国内の米軍基地を女KGBスパイ、スパルコ率いるソ連軍が襲撃した。
捕らえたインディは、エリア51区内にある「秘密の箱」の捜索を強要される。
インディはなんとか逃げ延びたものの、彼の前にマットという謎の青年が出現した。
マットによると、クリスタル・スカルを追っていたインディの旧友オクスリー教授に危機が迫っているという。
クリスタル・スカルの謎を解くため、インディとマットはオクスリーを探しにペルーへ飛ぶ。
UFOも登場?
1989年公開のシリーズ第3作『最後の聖戦』以来19年ぶりの続編となる本作は、南米アマゾンの山奥に眠る神秘的なパワーがあるという秘宝“クリスタル・スカル”を巡って、インディとソ連の精鋭部隊が争奪戦を繰り広げる。
アドベンチャー要素に地球外生命体やUFOも登場し、少し違った雰囲気の仕上がりに?
最終章・第5作目『運命のダイヤル』
インディ最後にして最大の冒険!
1944年のドイツ・・・インディとその友人で考古学者のバジルはナチスが手に入れた「ロンギヌスの槍」を取り返そうとしたが、ナチスに捕らえられてしまう。
同じ頃、ナチスの科学者ユルゲン・フォラーは人類の歴史を変えるとされている「運命のダイヤル」の半分を見つけたと報告した。
ナチスから逃げ出したインディたちは列車の中でフォラーに遭遇したが、フォラーの隙をつき、ダイヤルを手に入れ列車から川へ飛び降り逃げのびた。
時は現代(1969年)
教授を引退したインディは妻マリオンと離婚協議中。
不仲の原因は息子のマットが軍隊に入り、戦死してしまったのだ。
そんなインディのもとに、戦友バジルの娘ヘレナがやってくる。
彼女は考古学を専攻し「運命のダイヤル」を探している事を告げます。
インディはダイヤルは2つに分かれており、今でも大学の倉庫に保管している事を伝える。
その頃フォラーは名前を変えNASAで働いていたが、ダイヤルへの執着は健在し手下を使いヘレナとインディの所にやって来るとヘレナはダイヤルを持って逃げ出した。
ダイヤルを巡るバトル!
ヘレナを追ってモロッコへ向かったインディの後をフォラーもやって来て、ダイヤルを巡ってバトルが勃発し、争奪戦の末運命のダイヤルはフォラーの手に渡ってしまう。
もう一つのダイヤルを求め、インディたちはシチリア島の「アルキメデスの墓」を目指し、洞窟内で眠る墓の中からダイヤルを遂に見つけた。
そこへまたもやフォラーが追ってきて、インディは肩を撃たれ捕まってしまう。
フォラーは遂に、運命のダイヤルを二つに合体させ、完全なものにした!
人類の歴史を覆すという「運命のダイヤル」を手に入れたフォラーの目的とは?
危機に瀕したインディ・ジョーンズの、最後の戦いが繰り広げられる!
第5作目・最終章は監督が変更
本作では、これまでのスピルバーグ監督から監督が入れ替わり”インディ最後の冒険を描く”という大役を託されたのが、ジェームズ・マンゴールド監督。
マンゴールド監督は、2007年の西部劇「3時10分、決断のとき」で注目を集めると、17年にはマーベルコミックの「LOGAN ローガン」でヒーロー映画として史上初のアカデミー賞脚色賞にノミネートを果たす快挙を達成しました。
2021年の「フォードvsフェラーリ」では、マット・デイモンとクリスチャン・ベールを主演に、実話をもとにした力強くエモーショナルな物語を見事にまとめ上げ、世界中で高い評価を獲得している監督です。
キャスト
ハリソン・フォード、マッツ・ミケルセン、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、イーサン・イシ―ドル、トビー・ジョーンズなどが出演。
『運命のダイヤル』上映時間:154分 公開日:2023年6月30日
80歳のインディが37歳のインディに?
本作でもカーチェイスや銃撃戦、巨大な飛行機から空中への決死のダイブ、華麗なムチさばきなど、これまでのインディ・ジョーンズらしいシーンが盛りだくさん!
最後のインディを演じる御年80歳のハリソン・フォードの、年齢を全く感じさせない超絶アクションが披露されています。
でも、冒頭から37歳らしき?インディが登場するシーンでは「ディエイジング技術」と呼ばれる俳優の容姿を若返らせるVFX技術で若返って演じていたのです・・・最初から最後まで劇中のインディ・ジョーンズは全て80歳のハリソン・フォードそのものだったのでした。
永遠の冒険心をプレゼント!
ハリソン・フォード演じる「インディ・ジョーンズの冒険物語」は、少年時代にも、大人になってからも“冒険心”という大切な感情をあたえてくれました。
これでインディの冒険は終わりだけど、描かれていない冒険はもっとたくさん存在するし80歳を超えても彼の探究心は尽きる事はないでしょう・・・永遠の冒険心有難う。
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